2010年10月13日        紅葉は1900m〜1600mへ

【石鎚山】(土小屋ルート) 
   愛媛県 西条市・久万高原町
  
  1月に成就ルートで登って以来、今年2度目の石鎚である。ネット上では続々と石鎚紅葉の便り。  一ヶ月くらい前からこの日を空けていた。まだ暗い朝、起床して天を見ると星が出ている。
 
 6:00前出発。途中、紅葉が見ごろの山々を見ながら車を走らせる。町道瓶ヶ森線も色づいて
きている。

朝日の当たりかけた伊予富士  瓶ヶ森 男山の斜面

 7:20頃、土小屋着。トイレ前の駐車場には平日にも関わらず沢山の車。県外ナンバーも多い。
10分ほどするとスカイラインから上がってくる仲間達が到着。今日は私たち夫婦と松山から2名、
宇和島から1名の合計5名。多少雲の多い空模様。

 
7:50 登山口 出発。約30分ほどで第一ベンチ。小休憩。青空は無いが紅葉は進んでいる。

 いつもの撮影ポイント 第一ベンチ 第二ベンチの少し先から

 登山道の下方面も紅葉が進んでいる 

 9:05東稜分岐。休憩。ここから東稜ルート3人、一般道2人に分かれていくことになった。
しばらくは多少、籔った樹林帯の急登を歩く。およそ30分ほど歩くと眺望が開けてくる。

 白骨樹と石鎚南尖峰が
 見えてきた

 10:00 矢筈岩(やはずいわ)

 中央に南尖峰、手前にそびえる
 岩峰 矢筈岩

 右奥には小さく頂上に神社の
 ある 弥山(みせん)が見える


 矢筈岩からは腰くらいある笹の急坂を
 笹をつかみながら登る。足元は笹でよく
 見えない。

  奥に大森山、瓶ヶ森が見える

 矢筈岩より約15分ほどで南尖峰がさらに近づく。そこから10分足らずで眼前に南尖峰(なんせんぽう)が・・・。
 青空も顔を覗かせてきた。紅葉も綺麗だ! 

 南尖峰下の岩場に立ち写真を撮る人が二人。
 
 

通称 石鎚の蟹の横ばい 岩場を横に這って歩く  この岩壁の上が南尖峰

 何度か登ったことがあるが最も慎重さが求められる所だ。私は先に途中まで上ってカミさんを待つ。手をつかんで引き上げようと思っていたが、足場のない岩に2歩目の足が出ず登れない。一旦降り、今度は足を支え押し上げる。何とか中間まで自力であがり最後は先に上がっていた東温市の山の会の方のロープにつかまり引き上げてもらう。
 同じ時、二人組みの女性もロープのお世話になった。普段から運動をしていない方や、自分の体重を引き挙げることができない人は、このコースは止めておいた方が良いと今回思い知らされた。

11:00頃 ともかく無事、南尖峰に着いた。荷物を置いて通称 墓場尾根が見える所まで降りる。
曇り空ながら久しぶりに素晴しい紅葉を見ることができた。

日差しは弱いが見頃だった 墓場尾根の紅葉 

 途中にある大砲岩 

 よく転がり落ちないものだ
 

南尖峰に戻り、別ルートで登った二人に連絡がとれる。天狗岳まで来ている様子。我々もそちらに向かう。

 西日本最高峰の
 石鎚天狗岳
 (1982m)が
 眼前に。

 左奥には神社の
 ある弥山が見える  

 頂上近くで合流し昼食。 その後、弥山へ向かう。時折、ガスも懸かって来る。
 
12:45 石鎚山(弥山(みせん)-1,974m)着。平日でも多くの登山客が居る。

いつ見ても素晴しい山容。錦の衣がよく映える

 山頂広場で昔、所属していた山の会の懐かしい顔に出会う。少しお話して下山開始。登山道脇の
紅葉も綺麗だった。

西ノ冠岳〜二の森方面と真っ赤なドウダンツツジ 三角点方面の紅葉


【出会った花たち】
トゲアザミ リンドウ アサマリンドウ

他に、アキノキリンソウ、ハガクレツリフネ、シロヨメナなど、花も終盤。

15:30頃 土小屋へ。

 時折、青空も出てきれいに色付いた紅葉を堪能できた一日でした。!!快晴だったらもっと
きれいな紅葉が見られたことだろう。

帰路に着いてしばらく走るうち雨模様となる。登山途中でなく良かったなぁ!



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