【瓶ヶ森〜石鎚山】 愛媛・高知県
朝焼けの石鎚山の景色が一度は撮りたいと思い町道瓶ヶ森線で土小屋を目指す。
瓶ヶ森からの石鎚山の夕焼けをねらって途中下車。夕方４時頃だというのに駐車場や
道路の広くなったところには車がいっぱい。多くの人が三脚をたて日没を待っている。
駐車場に入る手前で女山近くへ登りかけた知り合いのＳさんご夫妻に会った。彼もまた
この夕焼け写真を撮るため来たのだという。皆さんそれぞれ自分の撮影ポイントを持って
おられるようであるが私は特にないので彼らの後へ行ってみることにした。
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女山に向かう途中、丸い月が 見えて来たのでシャッターを 切ってみた。 |
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雲が少なく、小焼け程度 であったが石鎚のシルエ ットが見えただけ良しと しよう！ |
夕焼け写真が終り土小屋へ。何と車の多いことか。トイレ近くの駐車場は満杯。広い方の駐車場で
も１０数台。車中泊組も多いようだ。紅葉シーズンで連休ということもあるから当然だろう。夕食を済ま
せ早々に就寝。風がうなりドアを開閉する音に浅い眠り。
２００８年１０月１３日 夜明けと紅葉
そばを通る足音や車のライトに起こされ、２：２０出発。風も少なく穏やかな朝だ。
ふだんは、このコースでも４時間近くかけ歩いていたのだが暗く見る花もなく、ただひたすら歩く。
二の鎖まで来たとき、空を見上げると満天の星空。素晴らしい光景に感動。写真が撮れれば
良いのだが残念ながらそのテクニックは持っていない。
短い休憩をとりながらも弥山に４：５０に到着した。すでに天狗岳を望めるポイントには三脚が
ずらり。今までの山歩きでは持ったことがなかった三脚を据え夜明けを待つ。何せ初めての朝焼け
撮影。デジカメの設定などわかりませんからカメラまかせ。ネットで素晴らしい光景を撮っておられる
のを見て、私も・・・となった訳であります。
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| 夜明け前の天狗岳 | 御来光 |
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| 朝 二の森方面 | 遥か彼方の剣山系 最奥の山並み |
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大森山の奥に瓶ヶ森から 笹ヶ峰へと続く山並み |
朝の自然が作る芸術に見とれ、あっという間に時は過ぎた。朝食を摂り天狗岳方面へ移動する。
頂上付近の紅葉は既に終わり、わずかに残るドウダンツツジやナナカマドを前景に写真を撮りながら
時間待ち。
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朝の天狗岳 頂上付近の紅葉が 終わり彩りが少ない。 |
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今日の目的の１コマ 通称 墓場尾根 数年前に見たが 今年も良い色づき だと思う。 |
写真を撮り終え昼前に弥山経由で下山開始。天狗岳方面も弥山も登山道も人・人・人。
今日は、天狗岳に、からまる雲海もなく絵になる写真にはならなかったが、同じ光景を二度と見せない
自然の神秘がきっと人々を虜にさせるのだと感じた。