山歩き記録

2009年6月14日   

【石鎚山(土小屋〜東稜コース)】 1,982m
  愛媛県西条市・久万高原町
 
 今年は入梅してから殆ど雨らしい雨が無い。今時の石鎚も良かろうと思い立つ。

 6:30頃 自宅出発。町道瓶ヶ森線経由で土小屋へ向かう。時々写真撮影タイム。
 8:30 『土小屋』着。既に多くの車が停まっている。

 
8:40 支度をして出発。

 歩きながら花を見つけてはストップ。後から来る人にも追い越されるいつものパターン。写真を
撮っていると”これは何という花ですか?”と話しかけてこられる一人歩きの高知弁のご婦人。
”ヨツバムグラ”ですよ”と答える。葉の大きいタイプ、小さいタイプのあることを説明する。色々話を
しながら道中、一緒に歩く。
 日曜の石鎚なら、連れが居なくても誰か登っている人も居るだろうからと思って、3時間かけて来たと
言っておられた。私も一人だから退屈しないし自分のペースで歩くことができた。

 いつもの撮影ポイント

 シロドウダン、ベニドウダン
 ツツジが咲いている

10:10 『東稜分岐』。

 ここから、ご婦人と別行動。家を出るまでは、今日は一人だから東稜は歩かず一般コースで・・・と
思っていたが東稜が呼んでいる(笑)

白骨樹の間から南尖峰が見える 矢筈岩 両方の岩の間の笹道を上る

 手前の岩山を登れば
 次は、「カニノヨコバイ」が
 待っている。

 そこでは、ヘルメットを
 かぶりロープを張って
 訓練山行している
 グループが居た。

 


  

 先に進ませてもらって
 最後の難関。

 靴先がかろうじて置ける
 広さの急傾斜の岩場を
 慎重に手足を総動員して
 よじ登る。

 南尖峰から見た「カニノ
 ヨコバイ」

 両側が切れ落ちた岩場
 

 もうすぐ天狗岳だ。

12:00 『天狗岳(1,982m)

 二ノ森、鞍瀬ノ頭、堂ヶ森
 西ノ冠岳など大展望を
 楽しみながら昼食。 

 その後、『弥山(みせん)』へ移動すると今日も人が多い。小学校の団体さんも居たようだ。西稜で
小休止の後、ゆっくり下山。写真を撮っていると、色々な方々と話をする機会ができる。
 彦根や兵庫から来たグループ、最後は広島から来たご夫婦と話をしながら土小屋へ。県外客が
多い。高速料金1000円効果が大きい。

 花の少ない時期ではあったが、「やっぱり山は良いなぁ!」と感じた一日。

〔今日、出会った花〕

@草花
イワカガミ マイヅルソウ ミヤマカラマツ
オオバノヨツバムグラ カノコソウ ミヤマムグラ
 咲き初めた

 ミヤマダイコンソウ

 恐る恐るカメラを
 突き出して岩場に
 咲く花を撮ってみた

 

その他、マムシグサの仲間、ツマトリソウ、キバナノコマノツメ、ユキワリソウ、ヒメレンゲ、ニガナなど


A木に咲く花
ツリバナ ベニドウダン
ウスノキ イワガサ
ハリブキ マタタビ ニシキウツギ(二色空木)?
花の色がクリーム色から紅色に変わるので
その名がある。いつか再確認したい

 ヤブウツギ、オオツクバネウツギ、ナナカマド、咲き残りのシャクナゲなど 

前回の石鎚山へ


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