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鳥越山観音堂奥院
岩手県指定有形民族文化財となっている巡礼納札のある鳥越観音は、伝説によれば、平安時代のはじ
めまでさかのぼる古寺です。この巡礼納札には永正9年(1512)の記録があるので、すでに室町時代の後
半には観音巡礼の霊場として賑わっていたようです。
岩窟の奥にある奥院は江戸時代になってから建てられたもので、岩窟内にある江戸時代の建物は数少な
いといわれており、その意味からも貴重な建物となっています。



浪打峠の交叉層
一戸町から二戸市に通じる旧奥州街道を行くと末の松山で有名な浪打峠に出る。
貝類の化石をあちこち探検しながら峠の頂上へ出ると、美しい縞模様を描く交叉層が目の前に。
砂岩層の中に貝の化石が無数に散りばめられ、自然の芸術品をつくり出している。
国指定天然記念物。


根反の大珪化木
馬渕川、平糠川、根反川の3つの川が合流する一帯には、数千万年前の珪化木が化石となって眠ってい
る。
一戸には直立した珪化木が多く、中でも根反の珪化木は日本一の大きさ。
国指定特別天然記念物。

御所野遺跡
縄文時代中期後半(約4500年前) の大規模な集落遺跡として国の史跡指定を受けた御所野遺跡は、町の北東部の岩舘地区で発掘されました。
遺跡の中央部に造成された広場には、配石遺構と墓が環状に配置され、その周辺に竪穴式の住居跡が分布しています。この住居跡は遺跡の中央部、東側、西側の3ヵ所にあり遺跡全体で 600棟以上と推定されます。


「銀河牧場」一戸町観光天文台
直径50cmの反射望遠鏡があり、見たい星をコンピュータで探すことができる。昼はプラネタリウムを見たり、太陽のプロミネンスや黒点などを観察したりできる。