ストローマンインプラント
ストローマンインプラントは30年以上に渡る臨床実績に裏付けられたシングルステージインプラントシステムです。患者への侵襲が少なくチェアタイム短縮を実現。従来のTPS(Titan Plasma Spray)サーフェスに加え、SLA(Sand-blasted Large-grit Acid-etched)の表面は治癒期間を短縮します。タルストローマンインプラントは前歯部から臼歯部まであらゆるケースに適用でき、しかもそれぞれの基本術式は同じです。天然歯の持つエマージェンスプロファイル(生物学的幅径)を考慮し、理想的な上部構造の歯冠形態を得るために、適応部位に応じたインプラントショルダーがデザインされています。
 ITI補綴システム
製造元であるStraumann AGは、世界で最もフレキシブルな補綴システムを提供。特許である印象システムを含むソリッドヘッドによるセメント合着修復は、非常にシンプルな手順で行うことができます。また、SynOctaシステムにより、スクリュー固定修復をより容易に行うことを可能にしました。臨床医が印象採得を行い、テクニシャンがアバットメントを選択し、修復物を作製します。そして、臨床医がアバットメントと修復物を共にセットします。これ以上容易な方法はありません。これはすべてStraumann社が提供する高い品質と臨床実績によって達成されたものです。
 SLAとTPS
表面性状にはSLAとTPSがあります。Straumann AGとITIが開発したSLA表面は全く新しい技術であり、骨質や骨量が良好な患者の場合には6週間でヘッドの装着や補綴修復を可能にするものです。臨床的な有効性が証明されたこの表面は短期間かつ、より良好な骨との結合が得られます。30年以上の臨床的記録を持つTPSも従来通り提供します。SLAおよびTPS共に、純チタンによる生体親和性、骨内埋入部のラフサーフェス、軟組織部の機械加工されたネック部などの高品質が保証されています。
 ソリッドヘッドを用いたセメント合着による修復
なぜ、インプラント支持の補綴は天然歯支持の補綴ほどシンプルではいけないのでしょうか?しかし、ソリッドヘッドシステムの場合は、むしろ天然歯支持の場合より簡単であると確信します。特許取得したトランスファーシステムにより、従来よりも簡単でしかも高精度の印象採得が可能となりました。テクニシャンにとって既製コンポーネント(技工アナログ/プラスチックコーピング)で作業することは大きな利点です。非常に重要な事として、既製のコンポーネントは補綴物とソリッドヘッドとの問に適切なセメントスペースができるように設計されており、インプラントショルダーと補綴物が100%フィットするように精密に設計され、製造されています。このため修復物はインプラントショルダーに精密に適合します。
 synOctaヘッドによるスクリュー固定
 モーステーパーに一層優れた機能を追加するというのは容易なことではありませんでした。しかしついに、内部オクタゴン設計によってインプラントのポジションを模型に移すことを可能にするという新しいトレンドを確立しました。ヘッドからインプラントヘの負荷の最適な伝達と、従来からのモーステーパーによる回転防止機能の両方を同時に可能にしました。また、ヘッドの再ポジショニングができるため、ヘッドの選択を臨床医とテクニシャンの両方が行う事が可能です。補綴用プランニングキットを用いることで、プランニングおよびオーダーガイドとして正確な情報を得ることができます。ストローマンシステムは模型上でのアパットメントの選択と修正を可能にする最初の粘膜貫通型デザインのインプラントです。