時々日記:1999.10.16 - 10.31
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 「さよならじゃない」は何処へ向けて唄ったのか?(^^;)
 1999.10.16 (Sat)
とあるWeb掲示板で見て爆笑したネタ。

 「電○少年新企画:清原ラストチャンス」
  来シーズン、○割・○本・○打点を達成できなかったら解雇・野球界以外へ転職

 …たしかに、これは凄い企画だ。(笑)

正直な話、「電波少年」や「ASAYAN」「ウリナリ」、とんねるずの「野猿」企画など、音楽関連の「試練越え」企画モノが最近多すぎてあまりいい気分ではない。「オリコンチャートで○位」「武道館に1万人」などといった目標って、テレビという巨大メディアの出方次第でどうにでもできる数字だろうし、買った(集まった)人たち全員が本当にその音楽を評価しているとは、僕には思えないのだ。
 テレビ番組でドキュメントを見ているうちに視聴者の間に次第に形成されていく連帯感のようなものをセールスに利用しているだけのようにも取れるし、そこには「テレビというメディアの力でこんなことが出来るんだぞ」という自らの影響力の自己確認、もっと言えば「傲り」が(特に日テレにその気配が強いが)垣間見えるのがとても嫌なのだ。
 この手法の流行がいつまで続くのか分からないが、やがて飽きられたときにSomething Elseの評価まで下げてしまうようなことにならなければいいのだが…。

その点、メディアの影響力を借りず、自らの努力と自己管理だけが目標達成の手段となる、上記の掲示板ネタのような企画は、本当にやっても面白い企画だろう。問題は標的となる選手だが、なかなか芽が出ず二軍暮らしばかりのよりは、過去に実績があり、かつ近年不調な選手の方が、一度は結果を出している訳だし知名度もあるから確実だろう。で、「電波少年」でこれをヤルとしたら、やはり讀賣の選手から選ばないと。だとしたら清原しかいないでしょう。(笑) 視聴率は取れるし、標的になった選手が大活躍すればチームも好成績になるだろうから、この効果は絶大だと思うのだが。相手チームにナメられるきっかけ作ってるだけの日曜朝の番組のコーナー(被害者:石井と三沢、D川上(^^;))よりよほどマシだと思うぞ。

夕方、大阪に出てフェスティバルホールでさだまさしコンサート「季節の栖」を聴く。開演ギリギリに着いたので、いつものように知り合いの人たちを探して話す余裕はなし。あ、お金おろしてくるの忘れたからプログラムが買えない…。
 コンサートは3時間ちょっと。ボックス席から双眼鏡でずっとまっさん&石川さんの「手」ばかり見てた俺。…しかし、以前を思うと、ここ数年トークの中身が説教臭くなったよな、まっさんも(笑、歌詞もという説もあるが…)。トシのせいかな〜。
 演奏中にリキ入りすぎてさださんギターの弦切ってました。そのまま唄い続けて、その間にスタッフが予備のギターを持ってきて唄いながら交換。こんなの初めて見た。
 終演は9時過ぎ。ロビーで知り合いを何人か見つけてお話しして、帰宅は11時過ぎ。

 思惑はずれて
 1999.10.17 (Sun)
腰痛は相変わらずで(診察したらヘルニアを言い渡されるかも…)昨日のコンサートもなんとか持った、という感じ。ずっと座っているよりは躯を動かせる方がまだ楽なので、月末のチャゲアスの方が椅子は良くない(アリーナ席だからパイプ椅子)けど楽かもしれないな。けど集中力は持続しないので、折角入手したガンプラも全然進まず。

今日は京都新聞杯。やっぱアドマイヤベガ、強いわ。菊も決まりかな? 予想外だったのはメジロロンザンが3着で菊花賞の優先出走権を獲得したこと。今年のクラシックには一頭もメジロは出てこないかな?と思っていただけに、最後までベガ・トップロードに食い下がった粘りに驚いた。え? またライアンの息子なの? 恐るべしライアンのクラシックにかける執念。(^^;) また、秋華賞にもメジロから二頭ほど出てくる(サンドラ、ビクトリア)可能性があるらしい。けど俺的にいちばん期待しているのは現3歳でデビュー待ちのメジロジャクソン。ブライトの半弟で、父がマックイーンなのだ。メジロ初のダービー制覇&親子4代天皇賞制覇(同時に兄弟制覇もかかる)の期待をかけよう。

夜、テレビでF1マレーシアGPを見る。シューマッハが復帰しただけでこうも変わるか、というフェラーリの完璧な作戦でハッキネンを抑え込み、最後はアーバインを先行させてのフェラーリ1-2、残り1戦(日本GP)という時点で遂にアーバインがポイントリーダーに立ち、コンストラクターズも1位、19年ぶりにフェラーリのダブルタイトル達成が近づいたか…、と思いきや表彰式後にディフレクターの形状が規定違反で2台とも失格、3位に終わり表彰台で呆然としていたハッキネンが繰り上げ優勝で2年連続のダブルタイトル(ドライバー&コンストラクターズ)確定。フェラーリは抗議して提訴したが、覆る可能性はほとんど無い。日本GPを前に呆気なく、しかも釈然としないままタイトルが決まった。フジテレビの思惑まるつぶれ。

シューマッハと、ベネトン時代からテクニカルディレクターを務めるロス・ブラウンが練り上げるレース戦略の巧みさは確かに群を抜く。タイヤ交換/給油のタイミングや交換回数でレースをコントロールし、マシン性能的に上回るウィリアムズやマクラーレンを何度も逆転してきたが、自分のミスでライバルにぶつかってクラッシュしておきながら相手をさんざん非難したり、マシンにレギュレーション違反が時々あったりで、その凄さは認めるけどどうも好きになれないのだ。
 フェラーリ自体、F1のシンボルを自認して、自チームに有利にFIAを誘導したり物凄いカネを注ぎ込んでドライバーやデザイナーを獲得したり、というのを平然と何度も繰り返している。この辺り、ファンの多さを理由に「強くなければならない、だから何でもやっていい」という論理だから、日本の讀賣ジャイアンツと同じと考えていいだろう。どちらも僕は嫌いだ。そういった姑息な手段が、結果的にはファンを幻滅させ業界全体を後退させる結果になることに気付いていないのだろうか。まぁ実際のところフェラーリはコンストラクターズでも16年獲れていないから、ジャイアンツに比べたら同情したい部分はあるが。逆に、そういう世間の偏った期待をものともせずに最強時代を築いてきたウィリアムズとマクラーレン、ホンダやルノーの凄さをもっと評価して欲しいと思う。

で、解説者がファンで贔屓な解説するのを聞いていると腹が立つのも似ている(笑)。ジャイアンツ戦中継の在京各局のアナウンサー/解説者のていたらくは言うに及ばず、昨日のマレーシアGPでは、シューマッハと仲が良くフェラーリファンの鈴木亜久里が偏った解説をしていてとても気になった。解説者としての亜久里はどうも感心できない部分が多い。日本人はアンチ・シューマッハ派が結構多い筈(かつてセナ・ファンだった人に多い気がする)だし、金髪に弱いせいか(?)ハッキネン・ファンがかなり多いから、もっと公平にやらないとフジテレビも困ると思うんだけど…。

 ラーメンたべたい
 1999.10.19 (Tue)
急にラーメンが喰いたくなり「天下一品」総本店に行く。下宿から至近距離にあるから時々行くのだけど。
 関西で「天一」を知らない人はほとんどいないと思うが、知らない人に説明すると、「丼をひっくり返しても落ちてこないんじゃないか」と噂される(嘘)こってりスープが特徴で、これは豚骨ではなく野菜をドロドロになるまで煮込んだポタージュなのだ。一度食べたら忘れられない味だし、時折無性に喰いたくなる味なのだが、二日続けて食べようとは思わない(笑)。さだ研の先輩で、この味に慣れたが為に、豚骨ラーメンの本場:博多の長浜ラーメンを喰った後、店の人に「あっさりしてますね」と感想を述べてしまった人を私は知ってる(笑)

さて、今日は以前から気になっていた「みそ野菜ラーメン」を食べることにした。「こってりスープ」が代名詞の「天一」だが、「あっさりスープ」もあるにはある。が、注文している人をほとんど見たことがない。そこへ「みそ」登場ということで、「あのこってりスープに更に味噌を足したモノか?」と気になり、頼んだら…、出てきたのはごく普通の味噌スープに野菜炒めが乗ったラーメン。ちょっとガッカリした。(エグいもの想像していただけに…)
 なお、この10月から、よみうりテレビの早朝番組の企画で作った期間限定メニューが出ているが、これは通常のこってりスープのラーメンに、キムチとカルビ肉(というより、あの厚みはステーキかな?)等が具として入っているもの。こちらは既に先日喰ったのだが、食べ終わった後、残ったスープの色が赤くなっていた(笑)

 季節がかわれば
 1999.10.20 (Wed)

ひどく頭が重い。風邪ひきかけのようだ。最近、続けて3時間以上眠れたことがないので、風邪ひいた時の鉄則「よく眠る」ということができなさそうだし、今後こじらせるかも。薬&うがい位はしっかりやろう。

コンビニで「プレイボーイ」を立ち読みする。表紙の安達祐実のビキニ姿にどーも違和感、てのはおいといて。(^^;) (どうも我々の世代では、彼女をそういう対象として見ることはできないと思うんだけど、今の高校生くらいだとじゅうぶん対象なのだろうか? 考えてみりゃ、確かに広末涼子の1つ下で深田恭子の1つ上にあたる筈なのだが)
 読みたかったのは勿論、防衛政務次官更迭のきっかけになった対談記事。まぁ大川豊が対談相手だから余計に過激な内容になった部分もあるのだろうが、この西村議員って「朝まで生テレビ」に出た時もムチャな発言が多かったし、きのう辞任後の「ニュースJapan」単独インタビューでの発言を聴いても、この記事での発言が本音だし、強姦云々の発言も「いつもの事」なのだろう。防衛政務次官に任命された時点で、こうなるのは明らかだったと思うのだが。
 で、この人、関西のひとだし、まさか…と嫌な予感がして経歴に目を通したら…、大学の先輩にあたるらしい。確かに1年で3000人近い卒業者が出るとはいえ、あんなのが先輩ってのは、すごくイヤだ…。

 かもめはかもめ

 1999.10.21 (Thu)

JR九州が来年、博多と長崎を結ぶ「かもめ」に新型振子電車885系を投入することにしたようだ。783系(有明/かもめ)・787系(つばめ/有明/にちりんシーガイア)・883系(ソニック)に続いて、JR九州4番目の特急車両の誕生となる。来年夏に長崎に行く時には、この新型車の姿を博多駅や長崎駅で見かけることになるのだろう。
 イラストを見る限り、どうもドイツのICE3あたりを意識した外観デザインのようだ。「つばめ」787系がフランスのTGV初期車っぽい造形になっているから、これはかなり意識的にやっているのかもしれない。先頭車の連結器は前頭部と一体化したデザインのカバーで隠れているが、いずれ「みどり」「ハウステンボス」と併結運用になるだろうから、JR東日本の最近の新幹線車両のように自動でカバーが開いて連結できる構造になっているのだろう。

で、JR九州といえば気になるカラーリングだが、今回はアルミ合金構造(最近流行のダブルスキン構造って奴)で全面塗装になる。ベースは白で、アクセントに黒と黄色が入るらしい。「まさか、それって…」。そう。鳥のカモメを意識したんだそうで、黄色は勿論クチバシの色。(^^;) うーん、とうとうやったか…。いずれ「みどり」「ハウステンボス」も同型車を製造して併結するだろうけど、この分だと「みどり」用車両は緑一色に塗られるんだろうな、きっと。(現行の485系を緑一色にすると「きりしま」と区別が付かない(笑))「赤いみどり」という謎の特急を見られるのもあと数年かな? そして、国鉄時代からの485系を真っ赤に塗りかえた特急も「にちりん」だけになるのだろう。
 なお、内装だが、床は全面フローリングになるらしい。防炎基準が厳しい鉄道車両で木材を使うのは大変なことだし、通常の床材に比べて只でさえ重い上に難燃処理をしたら更に重くなる(薬剤に漬けて、木材内の水分や空隙部を難燃性樹脂に置き換えるため)ので、重量の面でもデメリットなのだが、ボディ材質にアルミを使って全体での重量をまとめたり、過去に「ゆふいんの森」車両で難燃処理木材を多用した実績があるからこそ踏み切ったのだろう。全席指定の「ゆふいんの森」と異なり自由席を持つ一般型特急車でフローリングという試みは、木材床の研究をしている者として、耐久性やメンテナンス面を考えると興味深く感じる。登場したらいちど乗ってみたいものだ。

 だばだー

 1999.10.22 (Fri)

気になっていた日本シリーズのナゴヤドーム初戦(第3戦)で「君が代」を唄うのは錦織健らしい。違いが分かるのね(笑)

 ドームで花火

 1999.10.23 (Sat)

シリーズ第1戦。注目の「君が代」だが、単なる吹奏楽だった。つまんねーの。

うーん、秋山に打たれる前に、既に野口に疲れは見えてたんだよな。交代が少し遅れたかなぁ。でもあの失点と被安打数では責められない。とにかく今日は工藤が良すぎた。ありゃどのチームも打てません。こういう負け方の方が、かえってさっぱりしてて、後に引きずらないと思う。
 今日は中継が日テレ系列で、実況担当は地元局:福岡放送のアナウンサーではなく何故か日テレのアナウンサーが出張してきているし(なんだか東京ドームのG−D戦を聞いているような気分だった)、解説陣(山本浩・江川・長池)に両チームのOBはいない(長池さんは南海でコーチをしたし、主にパ・リーグの解説をしているからホークス寄りになるが)し、構成的には中立っぽくしているんだけど、日テレの人だからやっぱり王監督びいきになる訳だし、聴いていてあまり気分のいいものではない。明日はCX系列の中継だからもう少しマシになるか、それとも更にダメなのか…?
 で、明日は川上かな? 向こうは永井?若田部? どっちにしろ右投手だし、まぁ工藤以上にいいピッチャーは今後出てこない訳だから(笑)

 予想外&予定通り

 1999.10.24 (Sun)

■G1十連戦の初戦:秋華賞。直線で大外から飛んできたブゼンキャンドル・クロックワークが人気馬をまとめて差し切り9万4000円馬券となる大波乱。そんなもん誰も当たらんっつーの。此処はやはり年頃の女は分からんという見解でまとめるしかなかろう。(^^;)

■で、シリーズ第2戦。完敗の翌日に強い今季のドラゴンズの特徴がよく出た試合だった。川上の好投も大きいんだけど、1回表のダブルスチールで試合の流れが決まったようなもの。ホークス投手陣がこのあとランナーを気にしすぎて自滅。昨日の工藤の投球内容がまるで生かされていない配球でゴメスを乗せてしまった。次からも響くだろう。攻撃でも無死満塁で1点も取れなかったり、無死走者を何度も出しながら返せないなど、昨日とは逆に「尾を引く」負けではないかと思う。もうテレビ西日本の川崎アナも解説の池田さんも途中から言う言葉をなくしてましたね(笑)。池田さんは「プロ野球ニュース」にも出てこなかった。

■川上にカーブの印象ってないよなーと思っていたら、やはりデータの裏をかいた組立てだった模様で、テレビで見ていた俺だけでなくホークス打線も印象なくて面食らったのだろう。8回で6安打・2失点(自責2)で、8奪三振・1与四球という部分が良かった。四球が少ないのがいい。1回1/3で5与四球の若田部と対照的。6回の無死満塁とか、三振がほしい場面できっちり取れてたし、5回の三者連続三振とか6回の連続三振とかあったので、8奪三振という記録よりももっと奪っていた印象があったので、記録を見てちょっと意外だったけど。

これで「工藤に1敗は折り込み済み」と公言できますな(笑)。福岡で1勝1敗は予定通りでしょう。
 昨日の工藤の好投も、1ヶ月の調整期間があったからこそ、という見方もできる訳で、中4日ではあの投球は無理でしょう。名古屋に戻って第3戦・4戦を連勝して王手をかければ、中4日で工藤が出て来ざるをえないから、体力的にも中4日で十分(精神的にも初戦よりは楽でしょう)の野口と立場が逆になるだろうし。一気に名古屋で決めてしまいましょ。

 ぼろぼろ

 1999.10.25 (Mon)

体調不良。今日は首にまできている。しんどい。

書き忘れていたが、昨日のアメフト京大−関学、27−0で18年ぶりに京大が完封負け。はうーっ(涙) 今年もダメか…?

 空回り

 1999.10.26 (Tue)

日記を書く気にとてもなれない。「…なんで?」(泣)

 ・・・・・・・

 1999.10.27 (Wed)

昨日に同じ。

 喜びと、哀しみと…

 1999.10.28 (Thu)

日本シリーズが気になりつつも今日はお出かけ。奈良に出て、51回目を迎えた正倉院展を見て、それから大阪に出て大阪城ホールでCHAGE&ASKAコンサート"電光石火"を聴く、という予定。帰宅は夜11時を過ぎるだろうし、帰宅後に試合の結果を知ることになる。決まってしまわなければいいんだけど…。京都から近鉄で奈良へ。

その正倉院展。京都に住み始めて以来、毎年見に行っている。会場の奈良国立博物館は、従来の正倉院展会場の西新館に加えて、昨年、東新館の増築が完成、一部を使用していたが、今回から全面的に使用できるので展示スペースがかなり広くなったため、以前に比べてスペースに余裕を持たせたレイアウトになっていた。土日の混雑時に効果が出るだろう。
 今回の"目玉"は、有名な鳥毛立女屏風6点すべて一度に公開されるのを始め、東大寺大仏開眼供養で使われた筆など。平日で混雑していないので余裕をもって見られた。

奈良からまた近鉄で移動、鶴橋からJR環状線で大阪城へ。大阪城ホールは7月18日のユーミン「シャングリラ」以来2ヶ月ちょっと振り。既にすごい人混みで、グッズ売場でパンフレットを買って会場内へ。今回はアリーナ席。アリーナ席は昨年のASKAソロコンサート以来で2度目だ。PA席の右隣で、コンサート中一部で使用するセンターステージからは6〜7mという至近距離。

6時35分開演。活動休止前の、3年前までのC&Aのコンサートとは明らかに違う構成・選曲になっていた。びっくりするようなアレンジの曲も多かったし。 CHAGEもASKAも今迄に比べるとギターを持つことが多く(ソロコンサートの時はそうだったけど)、ASKAは最初の曲以外はずっとギター抱えてたし、CHAGEがタンバリン持ってるのも初めて見た。10年前の「10 Years After」から3年前の「Super Best 3」までの、「動きのある豪華なセットや映像がふんだんにあって、動き回る場面の多い」豪華なステージから、ソロコンサートで見せた、ギターサウンド主体のバンド色の強いステージに切り替えてきた印象が強い。
 しかしこの人たちYAMAHA系のアーティストなのに、今はほとんどYAMAHAのギター使っていない(笑、何曲かは使ってたけど)。ASKAはGuildとMartin、CHAGEはGibson(レスポール含む)がほとんど。特にCHAGEが掻き鳴らす時の手の動きが何だか格好いいんだよね。

ご存知の通りチャゲアスは福岡の出身で、今年の大晦日には福岡ドームでカウントダウンライヴを行う。そんな経緯もあって、FC会報でホークスの話題は出ていたし、以前から「カウントダウンライヴにホークスの選手を引っぱり出す」などと言っていたんで、ある程度覚悟はしていたんだけど、アンコールに入って、バックバンドの人も含めてみんなでホークスのユニホームを上着にして出てきたときには…。しかもそこで絶望的な途中経過を知ることになった。「おい、6−3で勝ってるぞ。日本一になっちゃうぞ!!」当然客席は大盛り上がりなんだけど、そんな周囲をよそにガックリきた俺…。
 チャゲアスのコンサートツアー、土・日の大阪公演の残りが終わると、国内で残すは名古屋だけなんだけど、同じパフォーマンスをやったら、観客が暴動起こしかねないぞ(笑) 只でさえ名古屋市内のダイエーの1軒や2軒焼き討ちに遭ったって不思議じゃないんだから。

終演は9時10分頃。うーん、いいコンサートだった。

11時に帰宅後、「見えるラジオ」で結果を知る。テレビのニュースは一切見なかった。というより見たくなかった。いろいろ原因は分析できるのだろうけど、いまは何も書く気になれない。
 ただ一つ、「どんなに物事が順調に進んでいても、何処かでひとつ狂い始めると、なかなか取り戻せないままガタガタと崩れていくことが多々ある」ものだ、ということを改めて思い知らされた。そーだよなぁ、野球だけでなく人生だってそんなモノかもしれないよなぁ…。がっくり。

 …それにしてもドラファンとしては、「なんで?どうして?」ばかり頭をめぐる展開になってしまった…(T_T) 前評判は断然有利だっただけに、当分、ショックから抜け出せないだろうなぁ…。

 無駄無駄無駄無駄ァッ

 1999.10.29 (Fri)

当然ながら、ショックは抜けず。

先日「かもめ」新型車両投入の話を書いたら、数日前に"ゆーびんや"さんからメールを頂いた。どうやら「みどり」「ハウステンボス」には、現在「かもめ」に使用している783系(ハイパーサルーン)を転用するらしい。現状では編成数が足りないが、「かもめ」の6両編成を、中間車の先頭車化改造により4両編成に組み替えて使う模様だ。なるほど。
 けど、いずれは「みどり」「ハウステンボス」にも新型885系を投入するような気がする。「3階建て」にしてできるだけ列車本数を少なくしないと、鹿児島本線の区間(博多−鳥栖)が大変でしょ。この区間、20分インターバルで大分行き特急(「有明」「つばめ」系統)が来るし、普通/快速列車も多い区間だから。

夜、ベッドに転がりウトウトしていたら突然金縛りにかかる。ずいぶん昔にかかって以来。疲れている時にかかりやすいと聞くが…。最近、昨晩のように歩き回るなどして体力的に疲れた日以外は3時間以上続けて眠れていないし、寝覚めの悪いヘンな夢ばかり見るしで、眠りが浅くて「目に見えない疲れ」(競馬的表現(^^;))が溜まる一方なのかもしれない。意識だけはあるから「あ、俺このままずっと動けないのかな…」と考えながら、友人たちのこと、昔付き合ってた女性のこと、両親のこと、いろいろな人のことを思った。
 どのくらいの時間金縛りにかかっていたのかは不明だが、ずいぶん長く感じたものの実際の処は割と短時間なのだろう。疲労で身体の動きが感覚に追いつかない状態ということなのかな、結局? なんだかジョルノ・ジョバァーナ(5代目ジョジョ)の「ゴールド・エクスペリエンス」を初めて喰らった時のブチャラティのようだぞ(笑)。え、違う?

 昨日 見た夢
 1999.10.30 (Sat)
またヘンな夢を見た。うなされそうな…。

■F1日本グランプリ予選。結局裁定が覆り失格取り消しで、フェラーリがダブルタイトルに王手をかけて臨む。
 確かに5mm程度の取り付け位置の違反でマシンが速くなるとは思わないが、何もお咎めなしという裁定はレギュレーションの意味を考えざるをえない。かつて、燃料規定違反で「コンストラクターズポイント無効、ドライバーズポイント有効」という不思議な裁定が下ったこともあったが、まだこちらの方がマシだろう。ところが、今回この裁定を適用すると、来年フェラーリを離れてジャガーに移るアーバインのチャンピオン獲得の可能性は残るがフェラーリのコンストラクターズチャンピオンの可能性は消える。フェラーリとしてはM.シューマッハがタイトルを獲らなければ無意味だから、今年はコンストラクターズが獲れればいいと考えているとしたら、どちらのポイントも有効でなければならない訳だ。どう考えてもFIAの態度に疑問を持たざるをえない。
 結局PPはM.シューマッハ、2位がハッキネン。アーバインは5位。今シーズン一度もPPを獲れなかったアーバインにチャンピオンの資格はない、と思うのだが…。

 やはり実力
 1999.10.31 (Sun)
今日はF1日本グランプリ決勝。天皇賞中継との絡みもあって相変わらずフジテレビは生中継をしないのだが、Webの速報で状況を見ていた。スタートでハッキネンがM.シューマッハを抜き去り独走、かろうじてM.シューマッハ一人が追う。アーバインはペース上がらず、途中タイヤ交換で逆転されたクルサードにブロックされ更に差が開く。その後クルサードは単独スピンしてピットに戻り、ピットアウトしたら偶然M.シューマッハの前に出てハッキネンを逃がすのに協力するという結果オーライのチームプレイ(^^;)。
 結局クルサードはリタイアでアーバインは3位に浮上するがハッキネンとの差は既に1分以上、そのままハッキネン優勝で2年連続チャンピオン、2位M.シューマッハ3位アーバインでフェラーリが16年ぶりにコンストラクターズタイトル獲得というフェラーリ(FIA?)の思惑通りの結果に終わる。

鈴鹿でチェッカーフラッグが振られた頃、府中では第120回天皇賞杉本清さんがメジロブライト本命にしているのがすごーく不安。(^^;) 1番人気セイウンスカイがゲート入りを嫌って暴れスタートが大幅に遅れる。レースは前走で惨敗のスペシャルウィークがレコード勝ちで春秋連覇、2着に"シルバーコレクター"ステイゴールド(天皇賞3度目の2着だ!!)でまたも万馬券。
 セイウンスカイは5着に終わり「秋天1番人気は勝てない」ジンクスが12年連続となり、しかもゲート入り不良で1ヶ月の出走停止処分が決まりJC出走もパー。まさに踏んだり蹴ったり。たしかこの馬、皐月賞勝った時もゲート入りで暴れて、レース後にゲート入り再審査処分喰らって、結果次第では皐月賞馬なのにダービーに出走できないという空前のお笑い馬になる可能性があったんだよな(笑)。二冠馬なのに。
 ゲート入りが悪いといえば昔メジロブライトもそうだったが、こちらは後方待機でいつもの爆発的な末脚を見せるかと思えば見せ場を作れないまま11着惨敗。体調が悪かったようにも見えず、やはり2000mが短かったのか、セイウンスカイのせいでスタートが大きく遅れ調子が狂ったか…?