敦賀松本零士ロード:ヤマト編 | →999編はこちら。 |
英雄の丘 | |||||
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スターシャ | |||
スターシャは松本御大にとってメーテル・エメラルダスとともに相当に思い入れのある女性像らしい。ところが、「999」映画版制作で多忙になり「ヤマト」にほとんど関われなかった時期に「ヤマト 新たなる旅立ち」(話の展開的にはこの銅像群のネタとなっている「永遠に」の直前に相当)が制作され、そこでスターシャが死んでしまったために松本御大はたいそう激怒されたそうな。 |
別れ−出会い | |||||
話が変わるが「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」で亀山プロデューサーが「青島くんと室井さんはTVシリーズの最初は対立していたのが、やがて共鳴するようになって、それをスペシャル2本でもう一度別れさせたんだけど、前回の映画(THE MOVIE 1)であの二人はもう完全にラブラブ状態になっているわけですよ(笑) だから今回はどうやって二人が一緒に動けないようにするか考えた結果、ああなった」と語っていた(この話はDVDの副音声で聞くことができる)のを聞いた時に「ヤマトよ永遠に」の古代を雪を思い出した(笑) |
サーシャ | |||||
サーシャは前作「新たなる旅立ち」では生まれたばかりの赤ん坊だったが、それから1年後の設定で登場させるために青いキャンディー…じゃなくて「イスカンダル人は地球時間の1年で大人に成長する」という強引きわまりない設定で17歳にまで成長させられた。基本形は松本零士キャラの美女なのだが、作画監督の功なのか17歳という設定のためか瞳など他の女性キャラとは異なる雰囲気を持つ。声を担当したのは潘恵子で、このサーシャ役とちょうど同じ頃に再放送でブレイクした「ガンダム」のララァ役もあって一気に人気声優になっていったとか。なんと今は占い師もやっていて「ガンダムエース」で連載を持っている(笑) その1年間、小惑星に設置された小惑星で極秘裏にヤマトを預かりつつサーシャを育てていたのが真田さんという事になった。真田さんが既婚で子持ちという話を聞いたことがないので、未婚独身の身で地球の運命を背負うヤマトを極秘に預かり強化改装の監督を行いつつ、子育て経験もないのに1年で大人にまで成長する異星人の子育てまでこなしていたということになる。さすがは真田さんである。まさか「こんなこともあろうかと」異星人子育てマニュアルまで事前に作ってあったのだろうか?(^^;;;) 沖田艦長は1作目で死亡(実は死んでおらず完結編に再登場、今度こそ本当に死んだ)ということになっていて「永遠に」には出ていないので山南艦長かと思ったのだが、山南なら顎髭がないからやはりこれは沖田艦長ということになる。となると、恐らくこの像は「英雄の丘に建てられた"沖田艦長の銅像"を模して造られた銅像」であると思われる。ややこしい。 |
サーシャの最期 | |||||
サーシャが操作して開けた入口から母星中心部にヤマトは進入するが、反撃を受けて山南艦長が戦死、その怒りで古代は波動砲を準備するが、発射シークエンスのカウントダウン中もサーシャが頭から離れず遂に引き金が引けない。そこで真田さんが「俺が撃つ!! どけっ古代!!」と迫るが古代は席も引き金を譲らず泣く。そこへサーシャから通信が入り、パネルに写る映像でサーシャが聖総統に撃たれ息絶える様子を観て古代が「サーシャぁぁぁあ!!!」と絶叫しつつ引き金を引いて波動砲発射→母星爆発→周囲の白色銀河と暗黒銀河の二重銀河まで巻き込み崩壊、という展開になるのだが、いろいろとツッコミどころが満載でもある。 まず、侵入者(サーシャ)をつかまえて殺すのに聖総統自ら出向かねばならないほど人不足らしいというデザリアムの事情(笑)。それから、古代が波動砲を撃てずに真田と話す時にいちど対閃光防御ゴーグルを外しているのだが、サーシャが死んだ時に外したまま波動砲を撃っているのである。…目、大丈夫だったのか? |
スカルダードの罠 | ||||
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惑星デザリアム | |||||
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雪とアルフォン | |||||
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帰還 | |||
ところで、この銅像群、なんと宇宙戦艦ヤマト自体を立体化したものがひとつもないのである。「999」の方ではアルカディア号やクイーンエメラルダス号が立体化されているのに、何故だろう。 |
信じ合う愛 | ||||
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佐渡酒造 | |||||
いろいろ突っ込みどころが多いが、なぜ「永遠に」がモチーフだったのか謎は解けないまま松本ロードは終わった…。 |