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PHSで簡単電子メール いま、手紙よりもずっとはやく、そして安くやり取りできるのが電子メール(Eメール)。 昔はパソコン通信のサービスだったが、現在ではインターネットに接続するEメールが主流になっている。 ここでは、PHSとつないで簡単にEメールを使える端末を紹介。 パルディオEボード(NTTドコモ、シチズン) ドコモのポケットボードのPHS対応版。NTTドコモ(パーソナル)のPHSでのみ利用できる。 ケーブルを内蔵しており、持ち運び時には裏面に格納できる。 使えるメールはドコモのパルディオEメールのみ。 メールの保存件数は送受信40件ほどと多くない。 簡単なキーボードがついているので、メール端末としては優秀なほう。
使用できるキャリア NTTドコモPHSのみ プロバイダーと契約 不要。NTTドコモの「パルディオEメール」を利用する メールアドレス 任意のアドレスまたは電話番号@em.nttpnet.ne.jpになる 現在利用中のメールアドレス 直接の読み出しはできない。 上記のアドレスに転送の設定を行うことで利用できる。 利用料金 送受信10秒7円 メールチェック 課金されない(メールが無いときには接続しない) ブラウザーボード(NTTドコモ、SHARP) SHARPのコミュニケーションパルのドコモブランド版。 ただし、大きく違うのがPHSにも対応している点。 また、ドコモのmopera(携帯)にも対応している。 しかし、10円メールには対応しているのに、パルディオEメールには対応していないという欠点も…。 メールの保存件数などはかなり多め。 あと、インターネットにも接続できるので、それも64kで利用できる。 (SHARPのコミュニケーションパルMT-300も仕様はほぼ同等だが、メモリ容量はBBの方が上)
使用できるキャリア NTTドコモPHSのみ(ということだが、他社使用もできるかも…)、ドコモ携帯電話 64k通信にも対応 プロバイダーと契約 必要 (携帯電話なら10円メールも使えるが、それでもマスターネットとの契約が必要) メールアドレス 契約したプロバイダから割り当てられたアドレス 現在利用中のメールアドレス 設定をすれば直接読み出し可能 利用料金 通信料金(データ通信適用:1分10円〜) +プロバイダの接続料金(各プロバイダの料金体系による) メールチェック 課金される TEGACKY(DDIポケット、東芝) DDIポケットの文字電話サービス専用のPHS。音声通話は出来ない。 この端末自体がPHSなので、接続などはまったくいらない。 Pメール・PメールDXやEメールを利用できる。 (EメールはDDIポケットのPメールDXサービスを利用) 入力はペンで文字を選んで変換する、という方法をとる。 その分非常に小さく、本当にポケットサイズ。 メールの保存件数は送受信で100件程度。
使用できるキャリア DDIポケットのみ プロバイダーと契約 不要。DDIポケットのPメールDXサービスを利用する メールアドレス ニックネーム@pdx.ne.jpとなる ニックネームは自分で登録可能 現在利用中のメールアドレス 直接の読み出しはできない。 上記のアドレスに転送の設定を行うことで利用できる。 利用料金 送受信30秒10円 メールチェック(メールが無いとき) 課金される(通知システムあり/有料) ZAURUS アイゲッティ(SHARP) 白黒液晶のポケットサイズザウルス。PDAの代表的商品。 PHSの接続には別売りのケーブルを接続して使う。 NTTドコモ、アステル、DDIポケットの3社に対応。(DDIポケットはコネクタの違うケーブル) この端末では、メールのほかにインターネット接続も出来る。 入力は手書き認識で、ザウルスらしく認識率も高い。 メールは通常のPOP3サーバを利用できるので、普通のメールアドレスの送受信が出来る。 そのため、別にインターネットプロバイダに加入しなければ接続・メールの利用は出来ない。
使用できるキャリア NTTドコモPHS、DDIポケット、アステル(TTNet) プロバイダーと契約 必要 パルディオEメール、PメールDXは利用できない メールアドレス 契約したプロバイダから割り当てられたアドレス 現在利用中のメールアドレス 設定をすれば直接読み出し可能 利用料金 通信料金(各PHSキャリアの料金体系による:10円〜) +プロバイダの接続料金(各プロバイダの料金体系による) メールチェック 課金される
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