コンテンツ編

■公式メニューが少ない…

その通りです(苦笑)。
ブラウザホンのメニューはiモードとは異なりますので、公式メニューは非常に貧弱です。
ですが、ブラウザホンでは、公式メニュー以外に、iモード向けに作られたほとんどのサイトを閲覧することができます。
また、ページによってはiモードの公式サイトでも、ブラウザホンで閲覧できるものもあります。
(もちろん、マイメニュー登録やマイメニュー削除といったリンクは、アクセスしても反応しません)
当サイトでも、一応ブラウザホン向けにメニューを作っていますので、よろしければご利用ください(こちら)。

■iモード向けのページでも閲覧できない場合がある…

iモード向けのページの中には、iモード端末以外からのアクセスを制限しているページがあります。
インターネットでは、サイトを閲覧する際に、閲覧者の利用しているブラウザ情報等が、相手側のサーバに認識されます。
これが、iモードやJ-SKY、EZウェブだと、機種情報とともに認識されています
これを利用して、iモード以外の機種からのアクセスを制限しているわけです。
ブラウザホンは、iモード向けのサイトを表示できるようにはできていますが、iモードに対応しているわけではありません。
ですから、上記のようなアクセス制限を設けているページは閲覧できないことになります。

■着信メロディや待ち受け画面をゲットするには?

どちらも、一応公式のサイトから取得することができます。
ただ、ブラウザホンの公式サイトは非常に少ないので、自分の欲しいメロディや画像は手に入らないかもしれません。
そこでそういう場合、いわゆる「勝手サイト」と呼ばれる、公式ページでないiモード向けサイトから入手することになります。
ブラウザホンのブラウザ機能は、基本的にはiモードに準拠してますので、
iモード向けに作られた着信メロディや待ち受け画面用の画像のほとんどは、ブラウザホンでも利用可能です。
例えば、641S・641Pは4和音ですので、4和音のiメロディをダウンロードすれば利用できますし、
633Sや642Sは32和音ですので、16和音向け(ただし、DなどのPCM音源向けのメロディの方がマッチする)をダウンロード
して、利用することが可能です。
もっとも633Sや642Sでは、MIDIファイルを直接着信メロディとして利用することができますので、
インターネットでMIDIファイルを探し、それをメールでPHSに送信して利用するのも手段の一つです。

で、着信メロディや待ち受け画面を公開しているサイトは、そのほとんどが著作権者に許諾を得ずに公開しており、
著作権者にばれればその公開禁止を求められるところがほとんどです。
例えば着信メロディの場合、音楽著作権協会(通称JASRAC)が(一方的に)着信メロディの音楽著作権を管理しており、
JASRACの管理する楽曲をJASRACの許諾なく公開すれば、直ちに公開禁止・損害賠償を求められます。
これは、芸能人などの画像も同様です。
芸能人の画像、つまり肖像権は、通常本人またはプロダクションが管理しています。
このような権利者に無断で画像を公開すれば、肖像権の侵害になってしまうわけです。

と、このような事情で、着信メロディや画像の公開は、いわば「公然の秘密」として行われています。
ですから、ここで「どこどこのサイトに着信メロディがあるよ」とか紹介するのは適切ではありません。
ですので、まあ自己責任の下、YhooMobileやi-seekなどの検索サービスを使って、
「着信メロディ」「待ち受け画面」などのキーワードを検索すれば、公開しているサイトがあるかもしれません…。

■MIDIファイルをメールでPHSに送信しても削除されてしまう、またはうまく再生できない

MIDIファイルは、Fomat0の形式でなければなりません。
通常、インターネットで公開されているMIDIファイルはFomat0でないことが多いので、再生できないことも多くなります。
これは、変換するソフトがありますので、探してみてください。
なお変換の際に、欠如する部分や微妙に楽器が違うものになっていることもあります。

また、メールで送信したものの削除されてしまうのは、サイズオーバーが考えられます。
633S/642Sでは最大20KBの容量のメールを送受信できますが、
これ以上のサイズのファイルは端末側で削除されてしまいます。

■mopera位置情報サービスってなに?

PHSでは、基地局との電界強度などを探知し、PHSの現在のおおよその位置を把握することができます。
これが一般にいう「位置情報サービス」で、J-PHONEのステーションやiモードのiエリアも同様の原理に基づいています。
この位置情報サービスを利用したサービスがいまどこサービスとmopera位置情報サービスなわけです。
いまどこの説明はおいておきますが、mopera位置情報サービスは、ブラウザホンでサイトを閲覧する際に、
位置情報を送信することによって自分の現在地を入力したりする手間を省いたりする機能です。
例えば「東京都新宿区西新宿」にいる場合、それをわざわざ入力するのは面倒ですし、
自分がどこにいるのか、正確には分からない場合もあります。
そんなとき、「現在地を送信」することによって、サイトから情報を得ることができるわけです。
得られる情報は、自分の近くの地図や、店舗の情報などがあります。
現在の段階では、iエリアと異なり一般には仕様が公開されていませんから、
いわゆる「勝手サイト」で位置情報サービスに対応したものはありません。

なお、auの位置情報サービスはGPSを利用していて、これはカーナビなどと同様衛星を利用するものです。
一般にGPSを利用した方が位置の精度は高いですが、当然コストが高く、専用の端末を必要とするのが欠点です。

■そもそもmoperaってなんなのさ?

ドコモの提供するプロバイダ名、といった感じでしょうか。
例えば、日本テレコムがODN、NECがBIGLOBEを提供しているように、
ドコモもmoperaのブランドでプロバイダ業を提供しているのです。
で、提供するサービスはインターネットへの接続やメールの提供など、まさしくプロバイダそのもの。
インターネットへの接続はドコモ携帯・PHSの契約者向けに無料(または特別料金)で提供されますが、
メールなどは有料です(POP3で月額500円、IMAP4で月額1500円)。
詳しくはこちらをご覧ください。

■音楽をダウンロードしたり、動画を見たりできるってほんと?


Picwalk SH712m

ほんとですが、PHS単体では利用できません。
音楽のダウンロードは「M-STAGE MUSIC」というサービスで、専用端末P711mまたはSH712mが必要です。
なお、SH712mは641S相当のブラウザ機能を搭載しています。
(P711mにもブラウザ機能はありますが、ブラウザホンのブラウザ機能とはちと異なります)

動画を見られるサービスは「M-STAGE VISUAL」といいます。
電話機単体ではP751v、それ以外の機種では「eggy」や「musea」と接続することにより、
動画コンテンツを利用することが可能です。


eggy

なお、これらのサービスを利用するには、ドコモのマルチメディアサービス「infogate」に加入する必要があります。

■mopera位置情報サービス対応のページにアクセスできない

mopera位置情報サービスのページは、mopera以外のサーバからはアクセスできないようになっています。
接続先を「mopera」に変更して接続しましょう。
なお、ブラウザホンでは「mopera」以外にもユーザ自身で接続先の設定を行うことができますが、
ユーザの作成した接続先の設定をmoperaと同様にしても、位置情報サービスを利用することはできません。
(ページにはアクセスできますが、実際に位置情報を送信することができないようです。)
これは、端末側で「mopera」の設定時にのみ、位置情報を送信できるようにしていることが原因と考えられます。

ホーム 上へ