今回のテーマはこれ。
「マスコミ(1)」
久々のマジコラ更新です。 約7ヶ月振り。
えー。 今回のテーマは『マスコミ』というコトだが、
皆さんはマスコミについてどのように理解しているだろうか?
当然マスコミはマスコミュニケーションの略だというコトはすでにご存知かと思う。
マス(mass)は多数、集団と云う意味で、
コミュニケーション(communication)は伝達、通信と云う意味だそうだ。
合わせると、マスコミとは、
「新聞・ラジオ・テレビ・週刊誌・映画などを通じて、
不特定の大衆に大量の情報を伝達すること」
を意味する。
ま、マスコミの予備知識はこのくらいにして・・・。
俺達が日頃マスコミにお世話になってるコトを挙げるとキリが無いだろう。
その中からいくつかピックアップしてみる。
天気予報。 これにお世話になってる人は多いのではないだろうか。
インターネット。 と言ってもいろんな物があるが、
現代人はこれに依存しなければ生きていけないのではないだろうか?
ニュース。 いろんな情報を得るのに大変役立っている。
・・・と、この中で1つも関わってない、という人はおそらくいないであろう。
21世紀の今、世界は完全な情報化社会となっている。
そのため、世界各地で起こった出来事なんかも瞬時に日本に届けられ、
俺達の目、耳に届く。
何とも素晴らしいことではないか、と俺は思う。
この技術のお陰で、相手が地球の真裏にいたって電話で話せるんだし。
すげェよ!『マスコミ』!
マスコミがこんなにも素晴らしいものだと改めて実感する。
・・・だが、しかし。
『マスコミ』という言葉にはもう一つの意味がある。
皆さんも一度は耳にしたコトががあるだろう。
「マスコミの方はご質問をどうぞ。」と云うような台詞を。
そう、日本語では『マスコミ』とは報道関係者のことも指すのである。
こっちの『マスコミ』はすっげェタチが悪い。
まず、この『マスコミ』達の悪行を紹介しよう。
ある日のニュースの中でのこと。
どこかの国で飛行機が墜落し、
死傷者が出た事故を伝えるニュースキャスターの発言。
「この事故で○○名が死亡した模様です。
なお、日本人は搭乗していませんでした。 ・・・次のニュースです。」
同じような事故があり、それを伝えるニュースキャスターの発言。
「この事故で○○名が死亡した模様です。
この飛行機の搭乗者名簿に日本人らしき名前がありました。
詳しいコトが分かり次第お伝えします。」
・・・この差は一体何なのだろうか?
日本人さえ無事ならいいのか?
イギリスでは、こんなことは無い。
例え英国人が亡くなっていようがいまいが、同じような報道をする。
これが当たり前のことではないのだろうか?
とにかく、日本の『マスコミ』は明らかにおかしい。
事件の大きさを日本人が絡んでいるかどうか、
被害者かどうかで決めてしまう。
まさに日本のマスコミは過度な「被害妄想者」なのである。
こんな馬鹿げたことを許していいのだろうか?
日本人だって、外国人だって同じ人間なんだぜ?
「愛国心」とかそういう問題じゃないと思う。
日本の『マスコミ』は視聴率、スクープばっかりを考え、
人間倫理に反した報道ばかりをやってる。
こんなコトでは日本人が腐った人種になるのも時間の問題だ。
日本の『マスコミ』の方々、
どうか第三者的な報道をよろしくお願いしますね(特に日テレ&フジ)。
2002.7.23