今回のテーマはこれ。
「恋愛観」
3ヶ月振りのマジコラ。 サボってた訳じゃない。 時間が無かっただけ。
今現在も時間が無いだが。
「恋」と言ってもいろんなジャンルのモノがあると思うが、俺が最近感じたことを一つ。
以下は俺自身の体験談である。
俺は随分と彼女がいない。 恥ずかしながら。
そのコトは周りの友達も熟知している。
ある日、俺は友達の一人にこう言われた。
「お前、コクらないから彼女出来ないんだよ。」
そう、俺は最近コクってない。
別に彼女が欲しくないわけではないが。
では何故コクらないか、と言うと簡単。
好きな人が身近にいないから。
俺はそのことをその友達に言った。
「自分が好きでもない人にコクれるワケねェじゃん。」
って。
ココ。 今日の論議のポイントは。
すると、その友達いわく、
「付き合ってから好きになって行けば良いじゃん。」
・・・。
おかしい。
その考えは明らかにおかしい。
その場では反論出来なかった。 したくなかったから。
自分に逃げ道を創ってる様だったから。
その友達の考えは明らかに自己中心的な考えであり、
コクった相手のことを配慮していない、と俺は考えてる。
好きでもない人に告白するコトは絶対やってはいけないコトだ、
と俺は考えている。
もし、告って付き合うことになり、
「どうしてアタシにコクったの?」
って聞かれたらどう答えろと言うのか?
「なんとなく彼女が欲しかっただけ。」
と答えろ、とでも言うつもりなのか?
俺は出来ない、そんなコト。
良心の呵責に堪えるコトが出来ないから。
しかも、俺自身の立場から言わせてもらうと、
自分自身の恋に他人から「口出し」してもらいたくない。
付き合っていて、悩みがある時などは、
他人のアドバイスを積極的にもらおうとは思っているが。
ここで俺が言う「口出し」の定義は「強制」というコト。
「お前、アイツにコクれよ。」
とか言う命令的な発言は理解し難いモノがある。
「お前のタメを思って・・・。」
余計なお世話。 それは言い訳に過ぎない。
結局は他人事だと思って、フザケ半分に言ってるだけなんだろ?
なんで俺にそういうことを言うのか?
俺にどうして欲しいのか?
どうして俺にコクって欲しいのか?
・・・という疑問を投げかけると曖昧な答えしか返って来ない。
で、「いやだ」と言うと、
「ノリ悪ィな〜。」とか、
「面白くねェな〜。」とか言う始末。
恋愛って「ノリ」なんだろうか? 少なくとも俺はそう考えてない。
「恋愛観」は、当然、一人一人違う。
なので、周りにある程度は合わせなければ、
友達と付き合っていけないのかもしれない。
しかし、以上で述べたことはあまりにも俺の「恋愛観」とかけ離れている。
誰の意見が正しい、という「恋愛観」は存在し得ないモノであり、
また、時代とともに変遷して行く。
今回のマジコラを見た人の意見は様々なものがあるだろう。
でも、誰が何と言おうと、俺はこういう意見を貫き通す。
俺は小さい頃、「恋愛」恐怖症に陥った。
理由は書きたくないので伏せておく。
それは、自分に因るモノではなく、他人に因るモノだ。
だから、こういったコラムを書いた次第なのだ。
「恋愛」。 コレは人間心理の一番デリケートな問題に値すると思う。
だから、他人の心に傷を負わせるような発言はやめて欲しいものだ。
これを機にあなた自身の「恋愛観」を今一度、改めて考えてもらえたら、と思う。
今年もやがて暮れて行きます。
来年こそ素敵な恋が出来ますように。
2001.12.30