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真面目なコラム、略してマジコラです。


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第9回 恋愛観
今回のテーマはこれ。
「恋愛観」

3ヶ月振りのマジコラ。 サボってた訳じゃない。 時間が無かっただけ。
今現在も時間が無いだが。

「恋」と言ってもいろんなジャンルのモノがあると思うが、俺が最近感じたことを一つ。
以下は俺自身の体験談である。

俺は随分と彼女がいない。 恥ずかしながら。
そのコトは周りの友達も熟知している。

ある日、俺は友達の一人にこう言われた。
「お前、コクらないから彼女出来ないんだよ。」
そう、俺は最近コクってない。
別に彼女が欲しくないわけではないが。

では何故コクらないか、と言うと簡単。
好きな人が身近にいないから。
俺はそのことをその友達に言った。
「自分が好きでもない人にコクれるワケねェじゃん。」
って。

ココ。 今日の論議のポイントは。

すると、その友達いわく、
「付き合ってから好きになって行けば良いじゃん。」
・・・。
おかしい。
その考えは明らかにおかしい。
その場では反論出来なかった。 したくなかったから。
自分に逃げ道を創ってる様だったから。

その友達の考えは明らかに自己中心的な考えであり、
コクった相手のことを配慮していない、と俺は考えてる。
好きでもない人に告白するコトは絶対やってはいけないコトだ、
と俺は考えている。

もし、告って付き合うことになり、
「どうしてアタシにコクったの?」
って聞かれたらどう答えろと言うのか?
「なんとなく彼女が欲しかっただけ。」
と答えろ、とでも言うつもりなのか?
俺は出来ない、そんなコト。
良心の呵責に堪えるコトが出来ないから。

しかも、俺自身の立場から言わせてもらうと、
自分自身の恋に他人から「口出し」してもらいたくない。
付き合っていて、悩みがある時などは、
他人のアドバイスを積極的にもらおうとは思っているが。
ここで俺が言う「口出し」の定義は「強制」というコト。
「お前、アイツにコクれよ。」
とか言う命令的な発言は理解し難いモノがある。
「お前のタメを思って・・・。」
余計なお世話。 それは言い訳に過ぎない。

結局は他人事だと思って、フザケ半分に言ってるだけなんだろ?
なんで俺にそういうことを言うのか?
俺にどうして欲しいのか?
どうして俺にコクって欲しいのか?
・・・という疑問を投げかけると曖昧な答えしか返って来ない。
で、「いやだ」と言うと、
「ノリ悪ィな〜。」とか、
「面白くねェな〜。」とか言う始末。

恋愛って「ノリ」なんだろうか? 少なくとも俺はそう考えてない。

「恋愛観」は、当然、一人一人違う。
なので、周りにある程度は合わせなければ、
友達と付き合っていけないのかもしれない。
しかし、以上で述べたことはあまりにも俺の「恋愛観」とかけ離れている。

誰の意見が正しい、という「恋愛観」は存在し得ないモノであり、
また、時代とともに変遷して行く。
今回のマジコラを見た人の意見は様々なものがあるだろう。
でも、誰が何と言おうと、俺はこういう意見を貫き通す。


俺は小さい頃、「恋愛」恐怖症に陥った。
理由は書きたくないので伏せておく。
それは、自分に因るモノではなく、他人に因るモノだ。
だから、こういったコラムを書いた次第なのだ。

「恋愛」。 コレは人間心理の一番デリケートな問題に値すると思う。
だから、他人の心に傷を負わせるような発言はやめて欲しいものだ。
これを機にあなた自身の「恋愛観」を今一度、改めて考えてもらえたら、と思う。

今年もやがて暮れて行きます。
来年こそ素敵な恋が出来ますように。

2001.12.30


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