おいさんとバックギャモン

1.バックギャモンとの出会い
2.夫婦でバックギャモン
3.会社でバックギャモン
4.ネットでバックギャモン
5.ヤフーでバックギャモン


1.バックギャモンとの出会い

おいさんとバックギャモンの出会いは、おいさんが18歳の頃に遡ります。
当時おいさんは、学生でした。
その頃のおいさんの生活は・・・

起きる
珈琲

パチンコ
授業
昼飯食う

パチンコ
授業
夕飯食う

マージャン
家でお勉強
寝る
ハジメニモドル


という、いたって学生らしい生活でした。

学校の近くに「ママや」と「ピノキオ」という喫茶店がありまして、
当時から珈琲好きだったおいさんは、しょっちゅう珈琲を飲みに通っていました。

「ママや」は、手作りのチーズケーキがとてもおいしいお店。
常連さん特権で、マイカップをキープ出来るという愉しみがありまして、と言っても、
自分でカップを持っていく訳ではなく、そこのママさんが選んだ、ご自慢のカップが所狭しと並べてあり、
常連さんのお気に入りのカップをちゃんと覚えていてくれて、お店に行けば、そこカップを選んで出してくれるという・・・
ただそれだけの事なのですけど。

今思えば、オンリーワンサービスを、あの当時から実践していたのですねー。
商売上手な、ママやのママさんでした。(笑)

さて、もう一軒のお店「ピノキオ」こちらのママさんが、豪快な方で、
(あ、そういえば、どちらの店もマスターぢゃなくて、ママさんだ・・・ということは気にしないで)
この人がおいさんにバックギャモンの楽しさ?を教えてくれました。

このピノキオには、友達に連れてってもらったのが最初だったとおもいます。
たまたま、アパートが近くて授業が終わった後の溜まり場のようなお店だったと思うのだけど、
今思い出すと何故かいっつも客がいなくて
カウンター越しにバックギャモンに興じる、おいさんとママさんの姿だけ・・・(笑)

1P10円
1Pを奪うのにプライドを賭けてそらぁ、真剣にゲームしてました。
たいてい、高い珈琲代を払ってたような気がします。
まだまだバックギャモンのバの字くらいしか知らないおいさんなのでした。


2.夫婦でバックギャモン

社会人になって3年目においさんは結婚しました。
まぁずいぶんと早く結婚したものです。結婚した相手の人が高校の同級生ということもあり、
何をするにしても、張り合う仲。
結婚した当初の夫婦のブームは、ボーリング。
結婚前に奥さんが叩き出した(まぐれの)211ピンというスコアを破るべく、しょっちゅうボーリングに通ってました。
残念ながら、211ピンという記録は、未だに破られておりませぬ。

そして、次のブームがバックギャモンでした。
新潟に遊びに行ったときに寄ったデパートで、たまたま見かけたギャモンのボード。
多分2〜3千円だったと思います。

学生時代熱中していた頃からどれほどの時間が過ぎていたのかは思い出せないですけど、
ひさしぶりにやってみるかな?くらいの気持ちでボードを初購入。

さっそく奥さまにルールを説明して、ころころ。ころころ。
これが、見事におおはまり。

ある程度、勝負が出来るようになってくると、毎晩寝る前に布団の中で1ゲーム
ころころ。ころころ。とやっておりました。
賭けてやってるわけでもなく、ほのぼのと1Pでゲームを愉しみ、勝ったり負けたりして
楽しく遊んでいた時期です。

どのくらいの期間やっていたでしょう?2年〜3年かな?
プレイステーションを購入したころから、ギャモンから離れて、『バイオハザード』とか『いただきストリート』
とかに夢中になっていったような気がします。

これが、おいさんの第2次バックギャモンブームでした。

3.会社でバックギャモン

第二次バックギャモンブームはどれくらい続いたでしょうか?
タブン、2年くらいだったと思います。たまに思い出したようにダイスをコロコロとしていたかもしれません。

それからしばらくして、次にやってきたのが「会社でのバックギャモンブーム」でした。
当時おいさんは、ソフトウェアの開発をする40名程度の会社に勤めていました。
お昼休みの時間、今であればネットゲームなども考えられますが、当時はインターネットがようやく
会社に引かれ始めたばかりで、1996年頃だったと思います。
ということは、おいさんが29歳の頃かな?前の夫婦でバックギャモンの頃から2〜3年経過しています。

きっかけはなんてことないのでした。
毎週月曜日は、社員が朝礼の時に「3分間スピーチ」をする決まりになっていて、
バックギャモンなんて知っている人、少ないじゃなかろうか?
と思い、その「3分間スピーチ」で紹介したのが始まりでした。

それまでは、会社の昼休みっていうと、将棋とか囲碁ばかりでした。
そうそう、囲碁が県のアマチュアでも10本の指に入るような上手な人がいて
お昼休みの時間に毎日教わって、打てるようになったのもその頃でした。

話は戻って、「3分間スピーチ」で、バックギャモンを紹介した日に、ボードを持参していたのですが、
聞いてみるとひとりだけルールを知っている人がいたので、(2/40の確率ですねそんなもんかな?)
その日のお昼休みに早速対戦。ギャラリーも、興味しんしんで見てました。
ブームが起きるまでは1週間も掛からなかったと思います。

もちろんタダのゲームではなく、賭けながらやってたので流行ったのもあったと思いますけど、
みんなでお金を集めて、ボードをもうひとつ購入し、お昼休みになると、かわりばんこで
バックギャモンに興じるというそんな日々だったのでした。

勝ったり負けたりというゲーム性が、けっこう受け入れられ易かったのかもしれませんね。

おいさんにとっての第3次バックギャモンブームは。また2年くらい続きました。

つづく


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