しかし一体何処からこれだけの胡椒が・・
これだけ有ればファブリス提督もインドへ行く必要が無かったような
あの小船の何処にこれだけの胡椒が積まれているのやら・・
ロッコ:「坊ちゃん、金がめいっぱいになりやしたぜ」
レオン:「ちッ、財布に6万しか入らないのは相変わらずか」
ロッコ:「坊ちゃん、胡椒を売った分スペースが500ほど空いてますぜ」
レオン:「よし、砂糖を買っておけ、先ずは銀行を使うために北欧へ行くぞ」
なんと凄いロジックか積荷が減って空いた分だけまた新たな積荷が・・
素晴らしき船「ヘルメス号」最大積載の70は何処へやら
超科学の結晶、万能ラティーナ「ヘルメス号」
ロッコ:「坊ちゃん、酒場やギルドには行かなくても良いんですかい?」
レオン:「当然後回しだ、先ずは銀行だ」
かくして万能ラティーナ「ヘルメス号」は
北欧をポルトガル同盟港にすべくリスボンを後にした
レオン:「先ずはボルドー、アントワープ、ロンドンの三港で充分だろう」
レオン:「ロッコ、お前に一任する、金は気にするな」
ロッコ:「分かりやした、坊ちゃん」
ロッコ:「しかしこれだけ金があって交易する必要はあるんですかい?」
レオン:「ロッコ、お前に良い言葉を教えてやろう」
レオン:「『富める者は更に富む』『其れは其れ、此れは此れ』だ」
こうしてレオン一行はポルトガル同盟港を増やし
ポルトガル王からお呼びがかかった
ロッコ:「坊ちゃん、謁見の間はコッチですぜ、王様を待たせては・・」
レオン:「あんな爺の事は気にするな、先ずは貯金だ」
レオン:「なにせ金は有り余ってるからな ハッハッハッ」
ロッコ:「・・・・・・・・・・・・・・」