準備編−第1話 ツアー選びと申し込み | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
新婚旅行の行き先を考え始めたのは、元旦の入籍を目前に控えた12月初めのことだった。 旅行は、しばらく間をおいて落ち着いてからにしようと考えてはいたけれど、あまり先になるのも 考えものだし、そろそろ候補をあげていくのもいいだろうと、とりあえずAB・ROADを買ってきた。 みいとは、しばらく前からどこがいいかと相談しており、2人ともアフリカ方面に行ってみたいと 意見が一致していた。ぼくは、ケニアでサファリを体験してみたかったし、みいは南アフリカの ケープタウンに行ってみたいと言う。そのどちらも叶えられるツアーがあれば一番良いわけだが、 果たして、そんな都合の良いツアーはあるのだろうか。 実は、しばらく前に新日本トラベルから定期的に送られてきていたパンフレットに、両方を訪れる 13日間のツアーが載っていたのだが、最小催行人数が25名というかなり厳しい内容だった。 これはさすがにキャンセルになりそうだし、内容的にもちょっと悩んでしまうものだった。 AB・ROADを見てみると、両方訪れるツアーが1つ掲載されていた。フリーウェイツーリストという 東京の旅行社のもので、新日本トラベルと同じく13日間のツアーだ。 内容を見て、みいと検討した結果、フリーウェイツーリストの方が値段はうんと高いけど2名催行 で内容も良さそうだったので、資料を請求してみた。ツアーの詳細は以下の通り。
このツアー、最初のケニアへの行程がヨハネスブルグ経由ですごく遠回りだったり、現地ガイドが 英語ガイドだったり、値段がとても高かったりと、必ずしも良いことばかりではないが、コース的には 満足できる。 2人で相談した結果、年も明け入籍も済ませた1月初め、ようやく新婚旅行を、このツアーに決定 することが出来た。出発日は、春分の日を利用するのと仕事の都合もあって、3月17日とした。 決めたとは言っても、その仕事が問題である。みいの方は、年末で一旦仕事を辞めているので 良いが、ぼくの方はそう言うわけにもいかないので、職場で相談してみた。13日間と言うと、とても 長く感じるが、祭日を利用すれば、土日2回で休暇は8日間だけで済む。それを前面に押し出して、 了解を得ることが出来た。(まあ、そんなことしなくても大丈夫だとは思うけど) 職場の了解も得られたので、さっそく旅行社に申し込みをする。自分達で話を進めてきたのは いいが、飛行機のチケットが取れなければ意味がない。特に、出発日が春分の日に近いので、 日本からの出国便がやばそうだ。電話で尋ねてみると、やはり全部は取れないらしく、飛行機 10便のうち、2便がキャンセル待ちと言う。ただし、10便分まとめて予約をかけるので、恐らく 取れるだろうとのこと。ちなみに、前日の16日なら全部取れるとのことなので、そっちもおさえて もらうことにした。 1週間ほどして旅行社から電話があり、全部取れたとの報告。詳細は下記の通り。
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