2002 サヨナラ乗鞍ツーリング
2003年の開通から乗鞍スカイラインとエコーラインはマイカー規制がスタートするので 2002年10月一杯が乗鞍ツーリングのラストチャンスとなる。 私も最初で最後の乗鞍スカイライン・エコーラインアタックを計画した。 10月12日(土) AM5:30 遠足の前日の子供のように眠れなかったなんてことは一切無くグッスリ眠ってスッキリ目覚めた。 一応寝る前に用意した荷物を再チェック。今回は一泊・自炊なしの予定なのでかなり軽装である。 荷物を積みながら雪風のエンジンに火を入れる。 前の週末に6ヶ月点検とオイル交換・チェーンオイル補給をすませてありマシンは万全である。 AM6:00 出発。R19を長野方面へ北上する。 北へ行くほど気温が下がる。道の駅賎母で休憩を取ると同時に装備変更をすることにした。 朝食をとっていなかったので何か食べようとしたが生憎売店はまだ開いていなかった。 この時、幟が上がっていた「山葡萄ソフトクリーム」が是非食べたかった。(寒いくせに) 仕方なく缶コーヒーで体を温め、フリースを着込み、グローブを厚手のものに替えて再出発。 R19から県道26号へ入るところで最初の給油。 県道26号を北上する。田舎くさい道が輪を掛けて田舎くさくなる。 程無く上高地乗鞍スーパー林道へ。 スーパー林道に入るとすぐパジェロに詰まった。が、あっさり路肩へ避けてくれた。 以降、何台かの車に詰まるがすぐに避けてくれる。手を上げてありがとうを伝え追い抜く。 途中、広い待避所で雪風を止めて景色を眺める。しばらくすると車が集まってきたので 何枚か写真を撮り出発。スーパー林道A区間を出て乗鞍エコーラインへ入る。

エコーラインは後半からこれでもかとワインディングが続く。しかも路駐だらけ。 とんでもない停め方をしている車もありちょっと閉口してしまう。 AM11:30 そんなこんなで畳平駐車場へ到着。直前では渋滞ができていた。 駐車場のトイレは100円必要らしい。大人しく納めて用を足し、魔王岳を登る。 さすがに空気が薄い。自転車通勤していなかったら途中で止めたかもしれない。 息を切らせながら頂上へ。写真をパシャパシャ。程無く下山。 レストハウスにてじゃがいも串とポカリで軽い食事を取りいよいよスカイラインへ。

下りのスカイラインはガラガラで快適。時々ビックバイクにぶっちぎられる。 私があんなスピード出したらカタパルトダッシュで谷底へまっしぐらだな。。。 スカイラインは走ってよし、眺めもよし。そりゃ車・バイクが来るわけだ。 道路脇の枯れ木はそのおかげか。と思うとちょっと悲しい。 車・バイクの排気が良くなればまた走れる時が来るだろうか。 スカイライン熱覚めやらぬうちに安房峠に向かう。 安房トンネルができてから交通量が減っているのか、交通量も疎らだった。 ここでも車の方が次々避けてくれた。何故かライダーも一人譲ってくれた。 それはいいのだが路面の状態がとても悪いワインディングの連続でちょっと恐かった。 安曇野出身の師匠が、安房峠の上高地側7連ヘアピン下に無料の温泉があると言っていたので 探してみたが、それらしいものは全く無かった。師匠、ガセだったみたいよ。 PM1:30 峠を過ぎ、そのままR158を走る。腹が減ったので、坂巻温泉近くの レストハウスで蕎麦をすすり、ちょっとマッタリした後そろそろ寝床を確保しようと R158を安房峠へ引き返す。今日の寝床は平湯キャンプ場に決めていた。 平湯キャンプ場の管理棟で手続きを済ます。キャンプ場を利用すると温泉の日帰り入浴券が 安くなるというので入浴券も購入し、道路の対面にあるサイトへ。 サイトは区画分けされており、直火する為のブロックなどもあった。900円という値段を 除けばかなりいいキャンプ場である。北海道で馴れたのか10分程度でテント設営完了。 テントに入浴セット以外の荷物を放り込み、キャンプ場を出る。酒とつまみ買出しの為 栃尾温泉方面へ走る。途中、クマ牧場前を横切る。駐車場は空だった。もうクマさん冬眠ですか?? PM4:00 栃尾温泉近くのAコープで買出しを済ませ、キャンプ場方面へ戻る。 キャンプ場横の「ひらゆの森」という処で温泉に浸かる。露天風呂が沢山あったが 何となくプールっぽさを感じる。マッサージ機でしばしマッタリ。 併設の食堂で飛騨牛カルビ丼を戴く。値段のわりに肉も多くけっこう満足した。 PM6:00 キャンプ場に戻ると結構な数のライダーがテントを張っていた。 チビチビとチューハイをやりながら一日を振り返る。 焚き火をしようと薪を集めたが、みな湿っていたので諦めた。 PM8:00過ぎに体が眠りを要求し始めた。寝支度をしてシュラフに潜り込む。 しばし地図を眺めて明日走る道を確認して眠りについた。 一日目終了 二日目へ

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