実際にアロマセラピーを体験してみませんか?
“Herb&Aromatherapy”のページと重複することもありますが
もう一度 読んでみてください。
注意事項
エッセンシャルオイル(精油)を買うときはよく売れている信頼できるお店で
遮光ビンに入った100%天然で純粋なものを買ってください。
エッセンシャルオイルは子供の手に届かない冷暗所に保管し
半年から1年以内に使ってください。
ラベンダー、ティートリー以外は直接肌につけてはいけません。
必ず1%以下希釈して使用してください。
ベルガモット、レモン、グレープフルーツなど柑橘系のエッセンシャルオイルには
光毒性をもつ成分が含まれているので使用後12時間以内は肌を日光に
あてないようにしてください。
決して飲んではいけません。
敏感肌、アレルギーのあった方はパッチテストをしてから使用してください。
パッチテストとは 作ったオイルを腕の内側に塗り24時間様子をみることです。
異常があった場合 速やかに医師のもとに行ってください。
エッセンシャルオイルの説明書、注意事項をよく読んでからお使いください。
ホルモン療法をしていらっしゃる方
エッセンシャルオイルの中には エストロゲンと同じような作用をするものがいくつかあります。
ホルモン療法をしていらっしゃる方は これらのオイルはなるべく使わないほうがいいと思われます。
逆に 月経前症候群や更年期のさまざまな症状に悩まさていたり、
母乳保育中の母親のおっぱいの量を増加されるには有効なオイルです。
クラリーセージ・フェンネル・ニアウリ・セージは要注意
サイプレス・ジュニパー・ジャーマンカモミール・ジャスミン・シダーウッド
サンダルウッド・ゼラニウム・ワイルドキャロット・ユーカリ・レモンバーベナ・パチュリ・ネロリ
は 大量に長期間使用はしないように。
抗がん剤治療をしていらっしゃる方
まずは お好きな香りをお選びください。いくら 効能があるといわれてるオイルでも鼻についたり、
好みと違う香りでしたら効果は期待できません。いずれのオイルも薄めの香りでご使用ください。
免疫力を高めたい
マッサージオイル
ホホバオイル 30cc
ローズウッド 2滴
ラベンダー 1滴
ラバンサラ(またはティートリー) 1滴
レモン 2滴
ホホバオイルを遮光ビンに30cc入れて それぞれのオイルを滴数加える。
よく振ってから 手のひらに500円玉ぐらいの量をとり
両手で温めてから胸や背中に優しく塗りながらマッサージをする。
ホホバオイルが手に入らなかったら スーパーで売っている太白ごま油でもいいです。
どちらも酸化にしにくいオイルです。
ルームコロン
無水エタノール 10cc
精製水 20cc
レモン 2滴
ライム 2滴
プチグレイン 2滴
30cc以上はいるスプレー容器に無水エタノールを10cc入れ
レモン、ライム、プチグレインを各2滴ずつ加える。
軽く振って溶けたら 精製水20ccを加え ふたをして さらによく振る。
プチグレインとはオレンジの葉、茎からとれるオイルです。 オレンジとはまた違ったすがすがしい香りです。 この精油にレモン、ライムを加えて思いっきり爽やかなルームコロンにしました。 プチグレインは免疫系を刺激して病気にたいする体全体の抵抗力を強めてくれます。 レモンは赤血球、白血球を刺激して免疫系を活性化します。 ライムも免疫系にたいする強壮剤となります。 柑橘系の精油は お風呂に入れると人によってひりひり感を感じることがありますので ルームコロンとして使用するのがいいのではないかと思います。 スプレー容器は100円ショップで売っているようなものでOKですよ。 |
風邪対策のアロマセラピー
動物は自分の身に危険を感じると足で逃げることができます。でも植物はそうはいきません。 ある森の一本の木が害虫がついたり病気になったとします。 その木は ほかの木に自分は 今ひどい目になって苦しんでいるから みんな気をつけてと香りのサインをだすそうです。 すると 他の植物たちは いっせいに自分の身を守るために菌や害虫を寄せ付けないような匂いを出します。 植物のもっている殺菌作用の香りで 私たちも風邪や病気から身を守りましょう。 |
私がやっている風邪予防対策
@人ごみや病院などにでかけるときハンドタオルにペパーミントの精油を 数滴たらして持っていく。 咳やくしゃみをしている人がいたら即、そのタオルで口や鼻をおさえる。 A家に帰ったら よく手を洗い、うがいをする。 うがいのときはウォッカ30ccにティートリーを20滴入れたものを コップに1・2滴たらしてうがいをする。 B加湿器の水に 無水エタノール5ccぐらいにレモン、ペパーミントを1滴ずつ入れておき 加湿器の蒸気とともに部屋中に香らせて殺菌する。 Cアロマランプにラベンダー、レモン、オレンジを数滴ずついれて部屋を香らせる |
風邪をひいてしまったら
風邪の諸症状のためのマッサージオイル
(30ccのホホバオイルのブレンド例)
風邪、インフルエンザの悪寒 | ティートリー | 3滴 |
ユーカリまたはラベンダー | 2滴 | |
ペパーミント | 1滴 | |
咳 | ジンジャー | 2滴 |
サンダルウッド | 2滴 | |
ジュニパー | 2滴 | |
咽喉炎 | ジュニパー | 2滴 |
サンダルウッド | 2滴 | |
フランキンセンス | 2滴 | |
カタル・鼻風邪 | レモン | 2滴 |
ユーカリ | 2滴 | |
ラベンダー | 2滴 |
こぼれ話 昔 ヨーロッパでペストの大流行がありました。 まだ 医学が発展していなかったころで薬もなく多くの人が 亡くなりました。 ある村は 壊滅状態になってしまいました。 その村に4人の泥棒があらわれました。なんせ 人という人は みんな死んでしたまったのですから 稼ぎたい放題です。 この泥棒はペストに感染することもなく荒稼ぎができたのです。 なぜ???? 捕らわれた時 正直にどうしてうつらなかったのか 言えば罪は許してやると言われ、彼らは口を開きました。 彼らは ラベンダー、ローズマリー、セージ、タイム などのハーブを酢に漬けたものを体中に塗っていたのです。 どれも殺菌力の強いハーブ。それが 彼らの身を守っていたのです。 そのころ 皮職人もペストに感染しなかったと言われています。 彼らは 皮をなめすのにラベンダーのオイルを使っていたのです。 私たちも科学的な薬ばかりに頼らず 自然の植物の力で自分の身を 守れたらいいですね。 |
こんな時どうしたらいい?
リンパ浮腫 | ホホバオイル30ccにシダーウッド3滴、ジュニパー2滴、、サイプレス1滴をいれ マッサージする。 マッサージの仕方は こちらを参考に。 |
やけど | ラベンダーまたはティートリーを患部に直接塗る。 |
痔 | 天然の塩または牛乳、蜂蜜に サイプレス2滴、ゼラニウム2滴をたらしたのもの お風呂に入れて よく溶かして入浴する。 |
カンジタ 膣部のかゆみ |
大きめの洗面器にティートリーを3滴入れてよく溶かし 腰をつける。 |
口内炎 | ティートリーを1滴綿棒につけ 患部につける。 |
水虫 | ラベンダーとティートリーの軟膏を塗る。 作り方はこちら ↓ |
吐き気 | ペパーミントをティッシュなどに2滴たらして香りをかぐ。 |
便秘 | ホホバオイル30ccにマジョラム2滴、ローズマリー4滴入れた マッサージオイルを作り、腹部を円を描くようにマッサージする。 腰もマッサージする。 |
頭痛 | ホホバオイル30ccにラベンダー9滴、ペパーミント3滴入れたもので 首、肩をマッサージする。 |
膀胱炎 | ホホバオイル30ccにジュニパー3滴、サンダルウッド3滴入れたもので 腰と下腹部をマッサージする。 |
不眠症 | ホホバオイル30ccにマジョラム3滴、ラベンダー2滴、ローズウッド1滴 入れたもので背中、上半身をマッサージする これらの精油をティシュにたらして 枕もとにおくのもよい。 |
脱毛 | ホホバオイル30ccにシダーウッド3滴、ラベンダー2滴、ローズマリー2滴 を入れたものを 頭皮につけ10〜15分おいてシャンプーする。 |
ラベンダーとティートリーの軟膏
用意するもの
蜜蝋 | 10g |
ホホバオイル | 40cc |
ラベンダー | 6滴 |
ティートリー | 4滴 |
竹串 | |
ガラスの耐熱ポット (ビーカー) 50ccぐらい入る容器 |
作り方 @ 蜜蝋、ホホバオイルをビーカーに入れ 弱火で湯煎する。 A 溶けたら容器に半分注ぎ、牛乳のような膜ができて透明感がなくなり 半固体状態になったら ラベンダーとティートリーを入れ 竹串で10〜 20秒軽くかき混ぜる。 B 残りの@を注ぎ 再び竹串で上下にかき混ぜる。 C 机から2,3cmの高さからトントンと落として空気を抜き、完全にさまして からふたをする。 |
蜜蝋(ビーワックス)とは ミツバチの巣から採れる天然のワックスです。 血行促進、保湿作用、殺菌作用などがあります。 この軟膏は 家庭用の常備軟膏としてとても便利です。 切り傷、刺し傷、かぶれ、虫さされ、ただれ、水虫などどんな時でも塗っておくと 効果があります。 ティートリーは防腐剤としてフェオールの12倍の効果があり、家庭で使う普通の 消毒剤の4〜5倍の効果があると言われています。肌への刺激も少ないです。 ラベンダーは殺菌作用とともに 細胞の成長を促進する作用がありますので 傷が早く綺麗になります。 |