芦屋で名店発見!の週

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月曜日

芦屋川沿いのフレンチタイス
何となくふらっと入ったんだけど、これは大正解。 旬のきのこのラビオリにはフォアグラも練り込まれてものすごく贅沢な充実感。 繊細さと濃厚さがバランスよく詰まった窒息ハトは味わった事のない食感。 店内は広くてサービスも細やか。
これはいい店を見つけたね。

国際松竹で
きみに読む物語
瑞々しい若い恋人たちのロマンスと、痴呆症の老婆に物語を読み聞かせる老人の描写が併行して進む。 そして誰もが予想する通り展開していくストーリー。 恋人たちの恋が純粋であればあるほど、老人の語りが静かであればあるほど物語は切ない。 もう悲しくて切なくてこぼれる涙が止まりません!
と言いたかったんだけど、これがまたどうした事か全く悲しくないんだよね。 まず恋人たちのロマンスに全く新味がない。そしてだらだらと長すぎる。 その一方で最大の障害であるはずの戦争が唖然とするくらいにあっさり片付けられて。 余りにもバランスが悪くて泣く事もできなかった…。

火曜日

ビデオでテイキング・ライブス
前半は快調な滑り出しだけど、後半総崩れ。 どうしたわけか何のヒネりもなく最初から犯人が分かってしまうし、特に派手なアクションがあるわけでもなく、 途中からは「どうしてこんなしょぼい映画にアンジェリーナ・ジョリーが出てるんだろう?」という疑問くらいしか 興味の持ちようがなくなってしまうという、ヘンテコ映画。 ラストも衝撃というか脱力必至というか。

水曜日

ビデオでマスター・アンド・コマンダー
映画はいきなり戦闘シーンから始まる。 何という大胆さ。おかげで誰が味方で誰が敵で誰が重要人物で誰が脇役か分からないまま話は進む。 船長をラッセル・クロウというスターが演じているという事を知らなかったら、おそらく最後まで誰が主人公なのか分からなかったに違いない。 何故か彼らはガラパゴス島でイグアナを観察したりして、特に盛り上がりを見せることもなく映画はそのまま終わっていく。 うーん、シュール。

木曜日

鯉川筋の居酒屋世阿弥
照明は薄暗くて、内装もそれなりに凝ってはいるんだけど、それが全くいい方向に働いていない。 食事はごく普通の居酒屋メニューで、何もかもが中途半端という印象。

金曜日

ビデオでリディック
ヴィン・ディーゼルの映画を観るたびに言ってるんだけど、 どうして彼のアクションシーンをもっとちゃんと見せてくれないんだろう? 映像もきれいだし、ストーリーもまとまってるのに印象がものすごく平板なんだよね。 ディーゼルでプラスアルファを狙ったはずじゃないの?

土曜日

夜は芦屋の日の丸軒ラーメン
しっかりしたスープが中細麺にうまく絡んで、ほろほろのチャーシューとのバランスもいい。 店が大きいので回転が意外と速いのもありがたいところ。

ビデオで
SAW
冒頭で不条理モノかと思ったけど、ラストでは一応ちゃんと謎解きをしてオチをつけてくれる。 もちろん矛盾や疑問点はあるんだけど、とにかく作り手の「整合性のある結末に持っていきたい」という姿勢は伝わってきたよ。 この姿勢が大切なんだよね。 というわけでちょっと高得点。

日曜日

芦屋の駅ビル内のカフェル・ビアンでビール。
禁煙のカフェを体験してしまうとどうも他の店に入れないなー。

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