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園芸のヒント
WakuWaku Garden
らくらく種まき法
1999年2月21日(日)最終更新

●このやり方で苗を育ててみましょう
●苗の育て方
パック育苗法
1,卵パックの子分のような区切りがあるものをかってきて、パックの大きさに切ります。一つ一つをセルというようです。
2,ピートバンのような土に変わるものを入れます。無菌なのでちゃんと発芽します。どうもレタスなど作っている農家もにたやり方をしています。ぼくは、セルトップミックスというサカタの売っているものを使っています。
3,イチゴパックのようなプラスチックの容器を用意し、受け皿にします。パックより大きければいいのです。
4,受け皿の中にパックの半分くらいの高さで水を入れます。発芽するまで絶対に乾かしちゃだめ!
5,種をセル一つ一つにていねいにまきます。ここが面倒だけど、あとが楽だからがんばる。はがきを二つ折りにして、谷間に種をいれ、トントンとたたきながら種をまくとチョー楽ってわけです。
●開発っていっても

育ってきた苗たち

 大したやり方じゃないけど、下に受け皿を使ったのがみそです。セット販売されているピートバンだと、水がなくなったのに気づきにくく失敗したことがありました。それに、水がなくなったときの補充がこれだと大変楽です。ピートバンだと、水をかけるときに、種や小さな苗を流してしまいそうで気を使います。
 これと同じような製品も市販されています。でも結構高いです。
●これは楽だった
 今年は、ほとんどの苗をこのやり方で育てました。とくに、この方法はパンジーの種をまくときいい方法です。ふつうパンジーを育てる時にはピートバンにまいて、ポリポットに植えかえます。これだと、途中ピンセットで1本ずつ苗をほぐしとって、ポリポットに植える手間がかかります。パンジーは植えかえの時の植え痛みがひどいので、こうしてある程度育ったらそのまま目的の場所に植えてしまえばとても楽です。ぼくは、種まきは時間がとれるけど、植え替えがいつも面倒でした。今年は、そんなことがありませんでした。ちなみに、ポリポットに植えかえることもできますが、その時も、ピンセットでほぐすなんてことなく、すっぽり抜いてさっと植え付けられます。