俳句ノート

<春5>

更改 2017年03月20日

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NO 備考 ちくわ シニア句会 その他
201 ありがとう いうていはれて あたたかし 2016,02,5 2016,02,20
202 ポスターの 視線気になる 朧かな 2016,03,02 2016,03,20
203 手洗ひの 非常ボタンや 春愁う 2016,03,04 2016,03,02 2016,03,20
204 目薬の 一滴刺さる 余寒かな 2016,03,04 2016,03,02 2016,03,20
205 日曜の 夕刊はなし 春日遅々 2016,03,04 2016,03,02 2016,03,20
206 あたたかし 街行く人の 姿勢よし 2016,03,02
207 春寒し 夫婦茶碗の 片残り 2016,03,04 2016,03,02 2016,03,20
208 草朧 井戸のみ残る 生家跡 2016,03,04 2016,03,02 2016,03,20
209 水温む 放生池に 亀の浮く  2016,03,02
210 菜の花の あはひあはひの 海の紺 2016,03,02 2016,03,20
211 軍港の 跡のゴツゴツ ミモザ咲く 2016,04,01
212 春の泥 三点支持の 手に足に 2016,04,01
213 下車前途 無効の切符 春日遅々 2016,04,01
214 春昼の 海春昼の 川を飲む 2016,04,01
215 老桜 久闊叙する 母校跡 2016,04,01 2016,04,06 2016,04,20
216 *ごつごつの 軍港跡や ミモザ咲く 2016,04,06 2016,04,20
217 *春の土 三点支持の 手に足に 2016,04,06 2016,04,20
218 *下車前途 無効の切符 暮遅し 2016,04,06 2016,04,20
219 無音劇 ごとく田の人 かぎろへり 2016,04,18 2016,04,06 2016,04,20
220 江戸望む 按針塚や 花の奥 2016,04,06 2016,04,20
221 老眼鏡 買うて蛙の 目借り時 2016,04,06
222 飛花落花 浴びるがごとき 通り抜け 2016,04,06
223 春の海 ノッペラポンの 潜水艦 2016,04,18 2016,04,20
224 花の塵 払うて上がる 躙り口 2016,05,06 2016,05,20
225 木曾三川 流す己の 花筏 2016,05,20
226 待ち惚け 開き切りたる チューリップ 2016,05,20
227 春兆す 小中高の グランドに 2017,02,20
228 春耕や 天地を返す 土の艶 2017,02,20
229 瞬かぬ 赤子の瞼 鳥雲に 2017,03,01 2017,02,20
230 魚みな 川上向いて 水温む 2017,02,20
231 鉄幹の 黒を極めて 臥龍梅 2017,02,20
232 鎌倉の 花の含みや 西行忌 2017,03,01 2017,02,20
233 如月や 山また起きぬ 祖父の里 2017,02,20
234 春雪を 蛇の目に載せて 女坂 2017,02,20
235 春の磯 角なき石を 三つ四つ 2017,02,20
236 水と土 WINウィンの 苗代田 2017,02,20
237 *春雪を 蛇の目に載せて 神楽坂 2017,03,01 2017,03,20
238 故郷や 舌に優しき 春野菜 2017,03,03 2017,03,01
239 花菜畑 新幹線の 見え隠れ 2017,03,01
240 二輪草 添いてそはれて 八十路前 2017,03,03 2017,03,01
241 竜天に 登る土竜の 穴新た 2017,03,03 2017,03,01
242 父祖の里 水ほつころと 苗代田 2017,03,01
243 春の波 テトラポットの 艶めきぬ 2017,03,03 2017,03,20
244 下萌に 新たなる靴 のせ行かむ 2017,03,03
245 食卓へ 散る菜の花や 目玉焼き 2017,03,20
246 麦を踏む 母の猫背や 遠筑波 2017,03,20
247 春天へ 登りきつたる 観覧車 2017,03,20
248 露天風呂 雪解雫の 音絶えず 2017,03,20
249 啓蟄や 納戸の奥の 父の鋤 2017,03,20
250 春愁や 父の叙勲の 額の嵩 2017,03,20

春10