札幌に行ってきました。
00/07/30
内容はご承知のとおりです。
試合後、やりきれないサポーターが数人飛び降り警察官に追いかけられたりしてました。
それでも、立ち去りがたいサポーターが200から300人ズーとスタンドにいました。
しばらくして、URAWA BOYSの方が皆さん話し合いをしませんかと呼びかけ、我々はなぜこのスタジアムにいるのか、これからどんな気持で応援するのかなどを話し合った。
『今、斉藤監督を呼んで釈明をさせろ』とか言う意見も合ったが、彼らの意図は違っていた。
今ここにいる立ち去りがたいサポーターをなだめて、次のゲームにつなげる応援体制を立て直すと言う意図だったのではないか。
約30分の意見交換の後8月2日に向けての意思統一の後やっとスタジアムを後にした。
帰りの地下鉄の中で、BOYSのこの納め方は見事だったと思った。
あのままくすぶっていたのではまたバスを取り囲んで事件を起こすような雰囲気だった。
昔見たWEST SIDE STORYの最後の方のシーンで、ガレージの中で指を鳴らしながら、“COOL”を歌う場面を思い出した。
『冷静に、狂気を抑えて、昂ぶりをポケットに納めて、頭を冷やして』と。
話し合いの中で「2000年目標をどこにおいて応援してきたのか、J1復帰なのか、J2優勝してJ1復帰なのか、J1復帰して1年目でJ1優勝を目指すのか、今の状態だとJ1復帰も難しくなるかもしれないし、仮にやっと復帰できても今と同じようなやり方では再来年J2降格が目に見えている。2002年ワールドカップの年にJ2でやることになる。サポーターとして共通の目標を持つべきではないか」と意見を言われた方もいた。
そして、高ぶりを抑えて次をがんばろうと確認して散会したが、やや離れて後方にたたずんでいた3人のお嬢さんたちの目が赤くうるんでいたのが印象的だった。