第15節(レッズは13ゲームだが)を終わって、順位表を見ると勝ち点35で首位を走っている。
ベルマーレ戦(2‐0)、大宮戦(6-0)、鳥栖戦(3-1)と故障者が多い中、それなりに勝ち、それなりに満足している。
最近、よく言われる『レッズ、調子いいですね』とか、『レッズ、強いですね』とか、そのたびに『むかっ』、『皮肉か』、『慰みか』と思ってしまう。
スタジアムでは声を嗄らし、勝利に酔いしれているくせに、『相手が草サッカーに毛が生えたようなチームだから・・・・』と謙遜して応対してしまう。
こんな言い方をするのは私だけだろうか・・・・・
先日、日立の水戸戦へ行った時、ホーリーホックのパンフレットをもらった。その中に”選手の職場訪問”というコーナーがあって、尾上選手がコンビニで働いている(おでんを仕込んでいる)写真と記事が出ているのを見て涙ぐんだ。
想像するに、J2チームでレッズ以外のチームは程度の差はあろうが、このような状態ではないだろうか、生活を支えるためにアルバイトをしながらサッカーをする、アルバイターが集まって作ったようなチーム、今のレッズの相手はそんなチームなのだ。
そして、あのようなコンディションの悪いピッチでゲームをする。
モチベーションがとか、フィジカルがとか、テクニックがとか、何が劣っているとか、そんなレベルの話ではない、格が違う、条件が違う、環境が違う、他のJ2チームと大いに違うということをレッズの選手は自覚をしてもらいたい。
次節の甲府戦は、あいにく、知り合いのデイケア施設の旅行で小淵沢へ行くのでスタジアムへいけないが、相手に合わせて戦うのではなく、余裕を持って、手のひらの上で玩ぶように、圧倒的な強さで相手が闘志を失うような、そんなゲームをしてもらいたい。
※1部に不適当な表現をしていますが、レッズに”檄”をとばす目的をご理解いただきお許しください。