出来た出来た船台が出来た


3台目の船台完成

   

       神 眞 丸 の 船 台

     
(最初の船台) 自作  

1999年解体処分する。枕木で作成、10数年使用。費用15000円

     
(現在の船台) 自作  

1998年製作。鉄製。費用60,000円位。(材料費4万円、溶接機リース代他2万円)

     
(今回の共同船台)  

2000年製作。費用44万円位。(船台23万円、コマ21万円)コマは加工賃を含む


《船台を考える》

今回マリーナ用に5艇で共同船台を製作しました。

製作に当たっての問題。

1.共同なのでそれぞれ船の大きさが違う。
2.どうしても船台が錆びる、高い費用を払うので長持ちさせたい。
3.コマが一番壊れやすく、しかも費用が高い。どうにか成らないか。

この問題を解決するために、溶接をした船台をわざわざトラックで運びドブズケメッキをしました。
今まではメッキしてある鋼材を溶接して船台を作り、溶接部分に塗装をしていました。
どうしても海に浸けるので、その部分(溶接部)から錆びがまわり痛みが早いのです。
今回は、溶接をしてからメッキをする事で問題を解決出来るのではと思い作ってみました。

一番問題なのがコマです。
ベアリングが入っているのですが、直ぐに錆びてしまうのでシャフトをステンの引抜に替えて
グリスニップルを付けました。

通常はコマ本体にニップルを付けるのですが、てんてん丸の増田君の意見を参考にして
シャフトに穴を開け二ップルを取り付けました。(画像参照)
これがグリスを挿すのに非常に便利なのと、コマが回るのでまんべんなくグリスが注入出来ます。

今回船台を作るに当たって一番困ったのが、5艇の船の大きさの違いと、将来40ft以上の船を
乗せる予定なので、色々な大きさに対応できるように船台の横幅を3段階に調整出来る様に
した事です。

当然船台に乗せる船の荷重も考慮に入れて、コマをダブルで付ける事を検討しました。
ここで問題が起きたのが自在コマがダブルだと移動の時にコマがブレーキとなり回転を妨げる
のではないかと言う事となり、結局固定をダブル、自在をシングルにしました。

あと作業をする時にどうしても船台の高さが高くなるため、足場を設置する為のポールをさす所を
作りました。

 

 

手前から進入。
喫水の深い船はベース部
分を取り外して使用できる。

 

横幅を調整出来る。
ボルトにて3段階に調整可。

  画像が大きくなります

コマは6個使用

 

グリスニップル
シャフト、→部分に取り付け
シャフトをステンに替える

クリックすると大きくなります  
ハル作業用に足場ポール穴を付ける。   コマにグリスを注入

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