------2001 福岡日記------
2001.8.2 〜 8.11 二本松-新宿-福岡夏休み 西山に会いに福岡へ ３ヶ月ぶりの再会
------８月２日（木) 二本松、郡山、東京ともに曇り------
（11:56二本松−12:32郡山−17:10新宿 21:10新宿−翌11:00福岡県博多）11:56二本松駅から電車で郡山へ。12:32発新宿行きの高速バスに乗りいざ出発。トイレ横の席に座ると、加減速のたびに“ちゃぷちゃぷ”と何やら音が・・・。何の音かはあまり考えたくない・・・。
予定より若干遅れ17:10到着。福岡行きバスの出発時刻21:00まで新宿で４時間を過ごさなければ。とりあえずバスセンターを探しウロウロとする。新宿駅は人・人・人。うんざり・・・。コインロッカーに荷物を置いて、夕食＆暇つぶしのため「Cafe ARABICA」に入り、ビーフシチュー＆アイスコーヒーを食す。シチューは美味しいけれどアイスコーヒー何とも言えぬ味。「炭火焼自家焙煎珈琲」とあるのだが、はっきり言って不味い・・・。コーヒーをあきらめ水を飲みつつ、姉の本棚から引っ張り出してきた銀色夏生のエッセイを読む。JAZZの音楽と共に前の外国人の何語と知れない言葉が聞こえてくる。ゆるやかでとても気持ちの良い時間だ。
21:00になり福岡行き「はかた号」にて新宿を出発。途中23:10諏訪湖S.Aにて休憩。おにぎりを２個買って食す。深夜のS.Aの雰囲気はとても素敵だ。特に夏は。そしてバスに乗り就寝。ななめ前の席の青年（同年代）は、“スワワーピー、スワワーピー”と楽しい寝息をたてている。車内灯の落ちた真っ暗なバスは一路福岡へと向かう。いつの間にか僕は眠りの世界へと・・・。（その後、何度か目を覚ます。真夜中の高速バス、真夜中の旅は楽しい）
------８月３日（金) 福岡 晴れ------
8:00頃に目を覚ます。外は晴れている。8:30に山口県（本州の一番西にある県）の佐波山S.Aにて休憩をとる。小腹がすいて無性にチョコレートを食べたくなるが、財布の中には若干の小銭のみ・・・。福岡での電車賃を考えガマン・・・。
11:00に福岡県博多駅に無事到着、福島ほどの暑さは感じない。あっちよりは湿気が少ないような気がする。駅を一つ移動し、県庁の郵便局でお金をおろす。県庁の真ん前には巨大な「亀山上皇」の銅像、すぐ近くにはまたも巨大な「日蓮」の銅像がそびえ立っている。福岡県民には巨大銅像好きの気質があるのだろうか？とりあえず写真を撮る。その後、西山との待ち合わせの場所、喫茶店「マロン」にてビールを飲みながらこの日記を打ち込む。待ち合わせの時間になり西山と再会する。「なんかＯＬみたいだよ」と僕。「ＯＬだもん」と西山。そして「君はあそびカッコだね」とも言われる。その後二人してカレーを食べて、西山は仕事、僕は西山のアパートへ。今日は西山の仕事上がり次第大名に遊びに行く予定。
11:00に福岡県博多駅に無事到着、福島ほどの暑さは感じない。あっちよりは湿気が少ないような気がする。駅を一つ移動し、県庁の郵便局でお金をおろす。県庁の真ん前には巨大な「亀山上皇」の銅像、すぐ近くにはまたも巨大な「日蓮」の銅像がそびえ立っている。福岡県民には巨大銅像好きの気質があるのだろうか？とりあえず写真を撮る。その後、西山との待ち合わせの場所、喫茶店「マロン」にてビールを飲みながらこの日記を打ち込む。待ち合わせの時間になり西山と再会する。「なんかＯＬみたいだよ」と僕。「ＯＬだもん」と西山。そして「君はあそびカッコだね」とも言われる。その後二人してカレーを食べて、西山は仕事、僕は西山のアパートへ。今日は西山の仕事上がり次第大名に遊びに行く予定。
 |  |  |
駅の電話で一度この日記をアップして、アパートに戻ると福島のＭくんから電話が入る。「実は今度結婚することになったのだ」とのこと。「それはおめでとう！結婚式にはぜひ出席させてもらうよ」と僕。Ｍ：「そっちはどうなの？」、僕：「今は福岡に遊びに来てるのだ」、Ｍ：「すごいよねぇ」、僕：「愛だね」、などと会話を交わす。電話を切ってから「そうかぁ、Ｍくんが結婚かぁ・・・」としみじみとする。
そんなこんなのうちに５時を過ぎ、西山が仕事から帰ってくる。夕食を食べに天神駅周辺の大名へバスで向かう。何度か福岡へ来て思うことは「バスの便が大変に良い」ということだ。ひたすらバスが走り回っている。そして値段も安い（なんだかんだと使って、結局はそれなりのお金を使ってしまうけれど）。
大名という街を言葉で表現するのはとても難しい。いろんなお店があって、一つの雰囲気にまとまらない面白さのある街だ。若者の好きそうなショップやカフェやレコード屋があるかと思えば、フッコや悪徳屋のような一癖も二癖もあるお店もある。しかも道路が入り組んでいてよく道に迷う。今日の夕食をとった「香琲束（カヒタバ）」もそんなちょっと癖のあるお店だ。細い路地を入っていくと、外見は普通の民家、内装はアジアン、むき出しの裸電球とその下にかかる幅広のベール。そして流れるメロディーは大正ロマン。巻き舌シャンソンがとっても良い感じ。僕はビール（キリンラガーというのもまた良し）、西山はウーロン茶。食事は、ピクルス、鶏肉とナスのオイスターソース風、サルサソースの生春巻き、トマトの冷製パスタ。全て美味し。店員の女の子たちもおしゃれで良い雰囲気。西山におごってもらう。ごちそうさま。
そんなこんなのうちに５時を過ぎ、西山が仕事から帰ってくる。夕食を食べに天神駅周辺の大名へバスで向かう。何度か福岡へ来て思うことは「バスの便が大変に良い」ということだ。ひたすらバスが走り回っている。そして値段も安い（なんだかんだと使って、結局はそれなりのお金を使ってしまうけれど）。
大名という街を言葉で表現するのはとても難しい。いろんなお店があって、一つの雰囲気にまとまらない面白さのある街だ。若者の好きそうなショップやカフェやレコード屋があるかと思えば、フッコや悪徳屋のような一癖も二癖もあるお店もある。しかも道路が入り組んでいてよく道に迷う。今日の夕食をとった「香琲束（カヒタバ）」もそんなちょっと癖のあるお店だ。細い路地を入っていくと、外見は普通の民家、内装はアジアン、むき出しの裸電球とその下にかかる幅広のベール。そして流れるメロディーは大正ロマン。巻き舌シャンソンがとっても良い感じ。僕はビール（キリンラガーというのもまた良し）、西山はウーロン茶。食事は、ピクルス、鶏肉とナスのオイスターソース風、サルサソースの生春巻き、トマトの冷製パスタ。全て美味し。店員の女の子たちもおしゃれで良い雰囲気。西山におごってもらう。ごちそうさま。
 |  |  |
程良い酔気と満腹感を抱え、大名の街をウロウロとする。夜の大名を歩くのはとても楽しい。しばらくこっちにいる間に写真もたくさん撮ろう。いつも、たくさんカメラを持ってきた割に写真を撮らずに終わってしまうのだ。今回は、記録的な写真はデジカメ（このＨＰの写真はこれで載せている）、広角はT2、50ミリは一眼レフとできるだけ荷物を少なくした。明日はフィルムを買おう。
１０時に帰宅し、この日記をパタパタと打ち込んだあと１１時頃に就寝。
１０時に帰宅し、この日記をパタパタと打ち込んだあと１１時頃に就寝。
------８月４日（土) 晴れ------
暑さとセミの声で６時に目を覚ます。彼女の寝室はロフトになっていて暑い。あまりの暑さに夜中に一度目を覚まし、ロフトから降りてきて寝ていたのだがそれでも暑かった。西山も起きてきて（起こしたという方が的確）プーアル茶を飲みつつ早朝の楽しい時間を過ごす。その後、昨日買ってきた「ヘアカラー体験」なる髪染めを体験してみる。前にも一度髪を染めたが（バリに行く前）、仕事も休みだしまたやってみた。一度は金髪にもしてみたいのだが、さすがにそこまでの勇気は今のところ無い。とりあえず、控えめに軽い茶色。
 |  |  |
YO LA TENGOを聴きながら西山とダンス。朝食にトーストとアイスカフェオレを食べて今日はブラブラの予定。
バスで天神まで出る。Z-sideというデパートの本屋にて立ち読み。ストイコビッチの半世記に目頭を熱くする。その他にもいろいろと立ち読んだ後、外に出て「COLOSSEO」なるイタリア料理屋にてランチセット（サラダ、パン、パスタ、コーヒー）を食べる。パスタはトマトソースのツナときのこ。チーズが利いていて美味しい。ランチセットが無ければちょっと入れないような高級感のあるお店だった。ウェイターも高級的におじさんに近い雰囲気の男性たちだった。その後、大名でいろいろなお店を見てブラブラとする。今日は晴れていてとても暑い。西山は日傘をさしている。僕は日陰を探して歩く。途中「和らく」というなごみ系和風雑貨屋にて巨峰ラムネを飲んだりする。
 |  |  |
いろいろとお店を巡り、今回もあの「BAL MUSETTE」へと。しかし今日は残念なことにミルフィーユは無かった・・・。あきらめて僕はパンナコッタを、西山はリンゴのタルトのバニラアイス添え、そしてお互いにアイスカフェラテを注文する。パンナコッタにはクランベリーソース（？）がかけてあり、甘さと酸味が程良く美味し。西山のケーキも美味し。ここはどうやら食事屋さんのようなのだが、ケーキしか食べたことがない。どのケーキも美味しくて、福岡に来たときの楽しみにしているお店である。
 |  |  |
どうやら西山も疲れたようで、バージンレコードで少しＣＤを見た後、帰ることにする。途中カメラのキタムラでフィルムを購入する。福島よりも安く買えて、ちょっと嬉しい。帰ってから出てくるのも億劫なので、少し早めの夕食をとってから帰ることにする。昨日から「お！ある！」と思って気になっていた「王将」にて夕食。「倉満くん、福岡にも王将があるよ！」東京に遊びに行くと必ず、帰りに王将で夕食を食べるというのが彼の掟になっているようなのだ。福岡にも王将があると知ったら、きっと彼は喜ぶだろう。生ビール（300円！）、ラーメン＆チャーハン＆餃子の３点セットを食べる。土地柄か、ラーメンは豚骨ラーメン（東京ではふつうのしょうゆラーメンだったはず）。今日は暑くて汗をかいたし歩き疲れていたから、とてもビールが美味かった。生中一杯で程良く気持ちよくなってしまう。
 |  |  |