毛変わりシルヴィーちゃん
彼はペットショップ小泉で「ジャンガリアンハムスター サファイアブルー」として4000円で売られていた。
サファイアブルーとは、一般的なノーマルグレーの毛色より淡い灰色の種類である。
しかし彼は白かった。いっしょにいた兄弟たちは確かにサファイアだったが、一匹だけ白かった。
白いジャンハムはパールと呼ばれる。当時パールはサファイアより高く、その店では5000円だった。
店のおばちゃんに「これ、パールじゃないんですか?」と聞いてみたが、「さあねえ…」と言われてしまった。
「冬毛ですかね?」「う〜ん、よくわかんないのよ〜」おばちゃんはハムスターに詳しくないようだった。
もしパールだったら1000円のお得であるというたいへん不純な動機で、わたしは彼を家につれて帰った。

'98年3月初め(買った当初)

背中のラインと肩のあたりが灰色っぽかっただけで、あとは真っ白だった。
スノーホワイトちゃんとか雪ちゃんとか呼んでいた。
その後、鼻の頭がだんだん黒くなってくる。なんか汚れかと思ってごしごしふいてみたがとれなかった。

しろかりし頃

3月28日

明らかに色がついている。ゴマちゃんとか残雪ちゃんと呼んでいた。
このたぬき面がかわいいようなまぬけなような。

ごまハムスター  

4月9日

この頃からシルヴィーちゃんで定着する。

おむつハムスター

4月16日

ぱんつもよう。この写真は各方面の爆笑をかった。

ぱんつハムスター

現在

背中は全部灰色。

うしろすがた

結局彼はジャンガリアンハムスターとしてはごく普通の、ノーマルグレーだった。
ノーマルグレーは2000円だったから、2000円損したということになるのだが、まあかわいいからよしとしよう。
しかし今冬は白くならなかった。ひそかに期待していたのだが…。
その後の調べによると、ジャンガリアンは日照時間が短いと冬毛に変わるということだった。
来年はケージに段ボール箱でもかぶせてみるか?

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