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レポート8 男女共同参画の推進について
(めだか:児童福祉、養育家庭の専門誌 no.28 平成16年7月)

 すべての人々は平等に生きる権利があり、また協力が大切だと思います。性別の違いを分けることなく、一緒にということは人が人として生まれてきた原点だと思います。男女平等の意味や、女らしく、男らしくの意味合いは個人によって違ったりもします。しかし根本は今の社会や家庭で一人ひとりが尊重しあい、協力しあうということと、個人の意思、希望、資質、能力で選択のできる社会であることが大切なことです。男女共同参画推進の意味はこうゆうことにあると思います。時々耳にする問題としては、子育てのことと、働くことです。この双方は男女分けて考え、行なうものではないと思います。

 実際生まれてきた子がすぐにお父さんは男だから、お母さんは女だからこうしたと区別するものではなく、育った過程で感じるものです。こどもにとって大切なことはお父さん、お母さん、両方が大好きで家庭が安心できる場所であることだと思います。

 仕事に関してはその人の能力を活かせ、其れに見合った収入を得ることが良いと思います。性別によって、仕事を区別したり収入に差があることは片方の性(多くの場合は女性)を尊重してないことになると思います。

 実際の推進には、人を枠に当てはめないで見ることができ、人の話をしっかり聞くことができる人たちが意見を出し合い協力していくことが大切だと思います。また男女共同、平等の考えは、生まれ育った環境(家庭、社会、時代)が大きく左右することなので、今一度、富士市の産業や歴史と、家庭、児童、青少年問題を探ることが重要だと思います。そして、それに基づいた人の無意識の考えや、メッセージを理解してから、広報、講義、講演を企画していくことが良いと思います。そのことによって、富士市の人々に男女共同参画社会案が受け入れられていくと思います。

 男女共同参画社会を通して、富士市が人々にとってより一層住みやすい町になっていくことを期待します。(H.16.5月富士市男女共同参画課に提出したもの)