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よしむら ただお

吉村忠夫

よしむら ただお

1898(明治31)〜 1952(昭和27)

大正・昭和期の日本画家

埋葬場所: 14区 1種 17側 1番

 福岡県出身。東京美術学校卒。松岡映丘(10-1-13-19)に師事。大和絵の伝統を良く継承し、古風典雅な画境を示した。 代表作は、聖徳太子の妃、橘大郎女を描いた「多至波奈大郎女御影(たちばなのおおいらつめのみえい)」で、これは1926(T15)第7回帝展で特選となった。 背景には橘大郎女が奉納した「天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)」がかかっており、荘厳な雰囲気の作品となっている。 他にも多くの作品や門下生を輩出した。帝展審査員。典雅な大和絵の世界、近代大和絵に新境地を開いた。享年53才。

<MATHU様より情報提供>


 


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