和合　肇

　東京出身。製氷業のパイオニアの和合英太郎（同墓）の孫。和合二郎、喜代子（共に同墓）の長男。
　専門は経済統計学、統計科学。経済学博士。1886 筑波大学社会工学系講師を経て、渡米し、シカゴ大学経営大学院、ラトガース大学経済学部客員研究員となる。帰国し、1989(H1)富山大学経済学部教授となるが、後に渡欧し、ウィーン工科大学、バーゼル大学客員教授を務める。
　帰国後、'95 新潟大学経済学部教授に就任。埼玉大学大学院客員教授を併任、また統計数理研究所客員教授も併任した。2000 名古屋大学大学院経済学研究科教授に転任し、翌年より同大学経済学部教授、2003 同大学経済学研究科教授を務めた。2007 停年退官し名誉教授。2007 京都産業大学経経済学研究科教授となり、2009 同大学経済学部教授を歴任した。
　主な著書に『TSPによる経済データの分析』『計量経済分析の方法』『入門 空間計量経済学』など共著や翻訳も多数刊行した。享年73歳。

＜著者紹介＞

　

和合英太郎