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とだ りへい

戸田利兵衛 2代目

とだ りへい

1886.1.5(明治19)〜 1981.3.28(昭和56)

大正・昭和期の実業家(戸田建設)

埋葬場所: 11区 1種 1側

 本名は富田繁秋。1913(T2)東京帝国大学卒業。初代の戸田利兵衛に子が恵まれなかったことにより養嗣子として迎えられ、初代没後、1920(T9)2代目を襲名。
 初代の戸田利兵衛が築いた戸田組を、'24横浜出張所を皮切りに、'31(S6)名古屋、'36大阪、'37釜石と出張所を開設し、全国組織の総合建設業者へと成長させた。この間、'36資本金200万円の「株式会社戸田組」とした。'61新八重洲ビルに本社屋を完成させ、同年社長を退き、子の戸田順之助(同墓)に譲り会長となる。なお、'63商号「株式会社戸田組」を「戸田建設株式会社」と変更している。享年95歳。


墓所 近景 戸田翁頌徳碑 墓所 遠景

*墓所正面右側が初代戸田利兵衛と妻のまつ子の墓石。墓所正面は「戸田家之墓」。右面に「昭和十二年七月五日建之 二代目戸田利兵衛」と刻む。墓所左側は墓誌が建つ。墓誌には初代、二代、戸田順之助の一族が刻む。戒名は壽徳院殿利運徹観大居士。順之助の後に4代目戸田建設社長となった次男の戸田守二(2013歿)は刻まれていない。なお、墓所入口右手側に大きな碑「戸田翁頌徳碑」(初代 戸田利兵衛の略歴)が建つ(篆額:高松豊吉、書:高塚竹堂) 。


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