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さくらだ いわお

桜田 巌

さくらだ いわお

1911.2.20(明治45)〜 2003.10.7(平成15)

昭和期の実業家(サクラダ)

埋葬場所: 7区 1種 15側

 東京出身。父は櫻田機械製造所設立者の桜田壬午郎(同墓)。1936(S11)慶応義塾大学経済学部卒業。森岡興業に入社。
 '39桜田機械工業に転じ、'41社長。戦時中は、軍需、陸軍、海軍各省の指定工場となり、上陸用舟艇、軍工廠の起重機などを製作。 起重機工業株式会社を吸収合併し、商号を櫻田機械工業株式会社と改称。戦後、'64(S39)千葉県市川市にわが国最初の長大橋製作工場として市川工場を新設。34年間社長として手腕をふるい、'75会長となった。享年91歳。

<物故者辞典>
<森光俊様より情報提供>


墓所

*墓石は和型「櫻田家之墓」、裏面「昭和九年三月二十一日 櫻田壬午郎 建之」。左面は櫻田元次郎、右面が櫻田こと の戒名や俗名などが刻む。右側に墓誌がある。墓誌の裏面は「平成十五年七月 櫻田巌 改修」と刻む。


【株式会社サクラダ】
 桜田元次郎(1859-1933.10.28 同墓)が1895(M28)に創業。その後、子の桜田壬午郎(1881-1949.10.20 同墓)が1920(T9)株式会社櫻田機械製造所を資本金300円にて設立。 主に橋梁、鉄塔、鉄柱、セメント機械等を製作した。'41壬午郎の子の桜田厳が社長を引き継ぎ、戦前戦後を通して、橋梁およびその他鉄構物の設計、製作、組立、据付ならびに販売を中心に事業を拡大していった。 '75桜田巌が34年間の社長から退く。'88巌の子の桜田優(1941-2005.10.15)が社長に就任。'90(H2)商号を株式会社サクラダに改称した。


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