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さかまき ていいちろう

酒巻貞一郎

さかまき ていいちろう

1868(慶応4)〜 1940.1.20(昭和15)

明治・大正期の英語学者、新聞人

埋葬場所: 20区 2種 37側 5番

 上総国出身。陸軍士官学校英語教授の英文学者として多くの著書を出す。主に1889『世界共和美談』、1895『英文法詳解』、1895『将来の大戦国民之覚悟 附・近世大戦始末』(松村介石共著)、1895『宗良親王』、1896『英文法詳解 続編』、『露西亜侵略者抜都大王 附・金党史』、1897『英作文活法』『英文法神髄』『英文朗読法』『新編会話文法』がある。1899(M32)〜1911広島に赴き海軍兵学校教官を務めた。
 1911上京して報知新聞記者となり、後にジャパンタイムス社主幹となる。この時に、'13『支那分割論 附・袁世凱』を著す。'14天津駐屯軍通訳官となった。後に料理屋経営なども営んだ。


*墓石は和型「酒巻家之墓」。裏面は「昭和三十七年七月 酒巻 誠 建之」。右側に墓誌があり戒名は證覚院放賢●公居士。(●=區+鳥)

*妻は はる。同墓所に眠っていないが、息子に海軍中将の酒巻宗孝、娘に歌人の岩野喜久代、娘で三歳で大阪の税関吏隅野家の養女に出し後の翻訳家の隅野滋子がいる。


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