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りん ぶんしょう

林 文昭

りん ぶんしょう

1870(明治3)〜 1948.1.6(昭和23)

明治・大正・昭和期の革命家、
実業家(銀座中華第一樓)

埋葬場所: 外国人墓地区 1種 15側

 台湾出身。明治大学法科卒業。
 1911(M44.)清朝末期(現在の中国)武昌で革命派の軍隊が蜂起し、清朝をたおし中華民国をたてた革命である辛亥革命の時に、革命家として、孫文らと共闘。 孫文らと日本に戻った際、犬養毅に“革命のために本土に帰る生き方もあれば、日本に残る生き方もある、この地に残ってはどうか”と勧められ、林は日本に残ることを決めた。 孫文は本土に戻り中華民国をたてた。日本に残った林に犬養から『我唯知足』(我タダ足ルを知ル)と書かれた屏風をもらう。
 日本では料理番として台湾から連れてきていたコックを集め、神田神保町のすずらん通りに1901(M34)“中華第一樓”を開店。 東郷平八郎(7-特-1-1)をはじめ、政財界や軍人が会合をするような社交場を兼ねた高級中国料理店として人気を博した。 戦後は銀座2丁目に移転した。享年77歳。戒名は文徳院釋寿照大居士。


碑

*墓所内は碑があり、革命時の事柄が刻む。


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