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みすみ あいぞう

三角愛三

みすみ あいぞう

?〜 1938.8.18(昭和13)

明治・大正・昭和期の応用化学者

埋葬場所: 14区 1種 10側

 東京帝国大学応用科学科卒業。旭硝子製造所に入り主任技師として硝子爐研究を行う。1910年頃、旭硝子合資会社にて三角愛三を中心に特殊な高級工芸硝子生地が開発された。 後にこの技術を伝承した中島広吉は、この窯変生地を用いて独特の工芸硝子を製造し、服部金太郎(6-1-1-10)の服部時計店(後のセイコー)が総代理店として販売して好評を得た。 また、'37(S12)パリ万博博覧会に三角愛三や和田三造画伯の指導で、中島広吉の中島硝子製造所(後のマルティグラス)が「ゴールドグラス」製大鉢を出品し、日本の硝子としては初の金牌(グランプリ)を受賞した。
 三角愛三は旭硝子で取締役にまで昇進し、重職の傍ら、母校の東京帝国大学講師として日本化学工業界の権威として発展・指導に尽力した。 '36工業化学会(日本化学会)会長、同.4.27満洲塩業株式会社が創立し、初代理事長に就任。没後、'41『三角愛三追悼録』、'42『三角愛三論文並小伝』が発刊されている。


墓所 三角家之墓

*墓所には正面5基建つ。右側から「三角家五輪塔」、父母の「三角風三(M29.6.15歿)・房子 墓石」、長兄夫婦の「三角茂喜(M43.5.14歿)・房子 墓石」、「三角愛三・幾代 墓石」、和型「三角家之墓」。 夫婦の墓石の前面には戒名が刻み、右面に夫婦の俗名と没年月日、左面に建之者が刻む。三角愛三の戒名は、嶺雲院愛光日親居士。妻の幾代の戒名は香風院嶺光日郁大姉。左面には「昭和十三年十一月吉祥日建之 三角省三」と刻む。三角省三(1910-1998 理学博士・分析化学者 同墓)は息子である。


三角省三 みすみ せいぞう
1910(明治43)〜1998(平成10)
昭和・平成期の分析化学者
 東京出身。応用化学者の三角愛三・幾子(共に同墓)の長男。

≪詳しい略歴は調査中。ご存知の方はご一報ください≫

 九州大学理学部無機化学教室教授の分析化学者。理学博士。1973.4〜74.3九州大学大学院理学研究院附属である地震火山観測研究センターの第4代センター長を務めた。著書に『基礎分析化学』『無機化学概論』『無機・分析化学実験指』などがある。


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