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みとみ みちおみ

三富道臣

みとみ みちおみ

1856(安政2)〜 1937.4.22(昭和12)

明治・大正・昭和期の郡長、実業家

埋葬場所: 6区 2種 22側

 長崎県壱岐郡武生水村の官選戸長を長らく勤めるという名家出。号を雪洞。詩人の三富朽葉(同墓)の父。
 1887(M20)第五代長崎県壱岐石田郡長に就任。1894『壱岐石田郡村要覧』を発刊している。1896(M29)石田郡長の職を返上。 4月、7歳の朽葉を渡良村の三富本家の伯父三富浄の戸籍上の養子とするも、同月、朽葉を連れて家族で上京した。
 上京後は、牛込に居をかまえ、三功社という民間の金融業を開業し成功した。大正初頭に「雪洲会」を創設し、その初代会長。 1917.8.2(T6)に最愛の息子である朽葉を事故で亡くす。翌年、朽葉が没した千葉県銚子市犬吠崎君ケ浜灯台下に、哀切の文字を刻んだ「涙痕之碑」を建立した。享年81歳。


*墓石左面に「雪洞三富道臣」として刻む。

*長崎県壱岐は、福岡県と対馬の中間地点で玄海灘に面し、福岡県博多港から郷ノ浦港まで西北76km、佐賀県呼子港から印通寺港まで北26kmの位置する総面積138.45km2の、全国で20番目に大きい島である。現在は壱岐市。


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