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くずう よしひさ

葛生能久

くずう よしひさ

1874.7.25(明治7)〜 1958.2.3(昭和33)

明治・大正・昭和期の国家主義者

埋葬場所: 14区 1種 11側

 千葉県出身。葛生能世とも書く。大隈重信襲撃事件に関わった国家主義者の葛生東介の弟。 1901(M34)大アジア主義と天皇主義を標榜して内田良平(14-1-9-12)とともに黒龍会を結成。 辛亥革命に際し中国にわたって革命派を援助する。'31(S6)大日本生産党結成に参加。'37内田の死後、黒龍会の主幹となり、会長を務めた。 また、太平洋戦争中は大政翼賛会総務を務めた。
 敗戦後'45.11.19第2次A級戦犯の逮捕命令で指名されたが、不起訴となり釈放された。 右翼団体の玄洋社の頭山満の片腕といわれた人物であり、昭和右翼の重鎮。編著に『東亜先覚志士記伝』がある。享年83歳。

<講談社人名大辞典>
<東京裁判の100人>
<森光俊様より情報提供>


墓地

*墓所は内田良平墓所と道を挟んで縦に並んでいる。



第423回 昭和右翼の重鎮 黒龍会の二代目主幹 葛生能久 お墓ツアー


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