倉持 博
くらもち ひろし
昭和期の鉄道家、大蔵官僚
千葉県出身。海軍少佐・実業家の倉持正次郎・君（共に同墓）の長男として生まれる。
京都帝国大学経済学部卒業。1935(S10)南満州鉄道に入社。大連・青島・北京・上海・南京・サイゴンに在勤。終戦後、大蔵省統計局経済企画庁に勤務。退官後は石川島播磨重工、東洋大学講師を勤む。従4位 勲4等に叙され瑞宝章を授興さる。
＜墓石刻みより＞
＊墓石は和型「倉持家之墓」。左面に倉持正次郎が墓所を建之した昭和10年6月までの自身の簡略歴と建之に関してが刻む。右面は倉持博の簡略歴が刻む。左側に墓誌が建つ。戒名は禅林院陽春博光居士。妻は小口勝太郎の二女のひろ（同墓）。