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ふたがみ しゅんきち

二神駿吉

ふたがみ しゅんきち

1867(慶応4.6.8)〜 1961.10.1(昭和36)

明治・大正・昭和期の政治家、実業家

埋葬場所: 8区 1種 5側

 愛媛県出身。深蔵の次男として生まれる。1891(M24)東京法学院卒。
 東京モスリン紡織(株)支配人となり、のち三井物産に入社。 名古屋、門司各支店長を経て、大日本人造肥料、合同油脂各(株)専務取締役、台湾肥料、日本油脂、樺太開発各(株)社長となるほか、朝鮮油脂、満州油脂、日本硫黄、日産火災海上保険、大日本特許肥料、宇部窒素工業、宇部興産各(株)取締役、日本グリセリン同業会長、中央大学監事、同理事となる。
 1928(S3)第一回普通選挙に選ばれ衆議院議員(愛媛県第3区選出,当選1回,立憲政友会)となる。従五位勲四等瑞宝章。享年93歳。

<歴代閣僚と国会議員名鑑>
<MATHU様より情報提供>


墓所

*墓石は和型「多磨二神埜域」と刻む。裏面に「昭和三十六年十一月十世 春三郎 建之」と刻む。台座左側に「平成二十六年三月 納骨室増築」との刻みと5名の名が連なる。墓石左側に墓誌が2基並ぶ。二神駿吉には「中興之祖」と刻む。同墓には立教大学野球部立役者であり第一回都市対抗野球優勝メンバー、後に東京六大学野球連盟理事を務めた二神武も眠る。

*愛媛県にある諏訪公園を作ったのは二神駿吉であり、公園内には駿吉の像や二神深蔵の功徳碑、二神伝蔵の歌碑などがある。


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