福岡佐次郎
ふくおか さじろう
明治・大正期の医学者
安芸国安芸郡呉町（広島県呉市）出身。広島医学校を経て、東京帝国大学医学部卒業。陸軍軍医属となる。糧秣関係の陸軍技師も務めた。芸備協会・芸備医学会にて活躍。
＜「郷土・広島にみられる富士川游の世界」江川義雄＞
＊墓石は和型「福岡家之墓」。左側に墓誌があり、福岡佐次郎の戒名は至誠院釋深信士。息子で性教育運動家・医学者の福岡武男の戒名は光文院武山良温居士、行年は49才と刻む。福岡むめ、離れて福岡久満子も眠る。
＊福岡武男の妻の福岡光子（てるこ）は産婦人科医・助産師として活躍し、孫の福岡一樹も産婦人科医として開業している。