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はやし しゅんいちろう

林 峻一郎

はやし しゅんいちろう

1930(昭和5)〜 2008.4.9(平成20)

昭和・平成期の精神衛生学者

埋葬場所: 10区 1種 6側 3番

 東京出身。大脳生理学者で推理小説家の木々高太郎(同墓)の長男。1954(S29)慶應義塾大学医学部卒業。精神科医の道に入り、母校医学部精神科助手、パリ大学医学部精神神経科助手を務める。'74「日本における機能性精神障害の診断ステレオタイプ考究 計量精神病理学の立場より」の研究論文にて神戸大学より医学博士を取得。のちに北里大学衛生学部教授。'80〜'82国際協力でペルーのリマに滞在。この経験を、'86『リマの精神衛生研究所 ある国際技術協力の軌跡』として刊行。他に、'93『「ストレス」の肖像 環境と生命の対話』も発刊している。
 父が復刊した「三田文学」編集主任を務め、創作活動も行った。また精神科医・精神衛生学者としての翻訳の他に、探偵小説やミステリ評論の翻訳も行った。

<著者紹介>


*墓石は寝石に「林家之墓」。上に「HAYASHI」とローマ字の刻みもある。根石の右面に初代から刻み、左面に父の木々高太郎は「第七代 林髞」、「八代目 林峻一郎」と刻む。


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