橋本清吉
はしもと せいきち
大正・昭和期の内務官僚、知事、政治家
三重県出身。1921(T10)高等文官試験に合格、翌年、東京帝国大学政治科卒業し、内務省に入省。
地方警視、北海道庁事務官、地方事務官、鳥取県書記官、警視庁書記官刑事部長、内務書記官警保局警務課長、京都府書記官総務部長、警保局保安課長を歴任。
'39(S14)第37代福島県知事（1939.9.5〜1940.12.23）に就任。'40.12.23第2・3次近衛内閣の内務省警保局長に任ぜられた。
'42第31代岡山県知事（1942.6.10〜1944.8.1）に就任した。
敗戦後、公職追放。解除後、'52衆議院議員選挙に旧三重2区から無所属で出馬するも次点で落選。
翌'53衆議院議員選挙に同地区から改進党公認候補として出馬し当選した。中央常任委員として活動。正5位 勲4等。享年56歳。
＜コンサイス日本人名事典＞
＜日本歴代知事総覧＞
＊墓石正面「橋本家之墓」。戒名は正道院清誉行進居士。
＊同墓に娘婿の警察官僚の影山二郎も眠る。小説家の景山民夫（1947-1998)は孫にあたる。