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はしもと こうぞう

橋本昂蔵

はしもと こうぞう

1898.4.10(明治31)〜 1970.3.29(昭和45)

大正・昭和期の大蔵官僚、実業家

埋葬場所: 12区 1種 14側

 鳥取県出身。1922(T11)東京帝国大学法学部政治学科卒業。同年大蔵局・主計局に入り、高等試験行政科に合格するも、1年間休職して志願兵となる。翌年に満期除隊・復職し、司税官・和歌山税務署長に就任した。
 '27.7(S2)亀戸税務署長、'28.7神田橋税務署長、'29.8銀行検査官となる。'31戦後日赤で青少年教育家として活躍する祐子(同墓)と結婚。'37.5営繕管財局書記官を経て、'40.8札幌税務監督局長、'41.7札幌財務局長、'41.12熊本財務局長に任ぜられた。
 '42.10太平洋戦争時は陸軍司政長官・南方軍政総監部付としてシンガポールに赴任。同.11敵産管理部長、'44.4昭南軍政監部付・昭南軍政監部敵産管理部長となり、同.7陸軍省軍務局付、同.8帰朝して大蔵省調査官・大臣官房を務めて、同.9辞職。
 辞職後の戦争末期('44.9-'45.9)北支那開発会社監事として北京に駐在し終戦を迎える。翌年一家で日本に引き揚げ。'46.12日野ジーゼル工業会社常務取締役になるも、公職追放。'51解除、'52.11-'63.2理研鍛造会社社長、後に会長を務めた。享年71歳。

<大蔵省人名録>


墓所

*墓石は和型「橋本家之墓」。左側に橋本祐子の墓誌碑が建つ。


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