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うえの みちすけ

上野道輔

うえの みちすけ

1888.11.21(明治21)〜 1962.1.4(昭和37)

大正・昭和期の会計学者

埋葬場所: 2区 1種 6側 11番

 東京帝国大学卒業後、欧米留学の後、東京帝国大学経済学部の創設とともに教授を務め 「日本の会計学の泰斗」として知られ、現在の企業会計の基である貸借対照表論の研究で際立った業績を残した。

<上野清様のご子孫様より情報提供>


 福島県生れ。1912(T1)東大経済学科卒。イギリスを中心に在外留学を行った後、'17母校の助教授、'19教授となり、以後49年に定年退官するまで会計学関係の講座を担当。 学外においては、'48(S23)から62(S32)まで大蔵省企業会計審議会の初代会長を務めた。 学内外の活動を通じて、わが国における会計学の樹立と近代会計制度の確立に貢献した。 学問的業績は、主にドイツ会計学の影響を受けて、『簿記原理』(22年)をはじめ『新稿貸借対照論』上巻(42年)などにまとめられており、また英米系の会計制度にも関心を持ち、わが国への導入につとめた。

<現代日本朝日人物事典>
<MATSU様より情報提供>


墓誌 墓所

*墓石は和型「上野清之墓」、左手に墓誌がある。左手側に和型「上野家之墓」が建ち、右手側に上野清の頌徳碑が建つ。

*父は「上野塾」を開いた数学者の上野清(同墓)。道輔は清の4男。兄に数学者の上野繁(同墓)。


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