大内球三郎
おおうち きゅうさぶろう
大正・昭和期の陸軍軍人(主計中将)
茨城県出身。1926(T15)経理学校20期卒業。様々な役職を経て、1929.8.1(S4)第9師団経理部長、'30.8.1経理局建築課長を経て、'31.8.1陸軍一等主計正となり、同.10.1経理局主計課長となった。
'34.6.28朝鮮軍経理部長を歴任後、'36.8.1主計監となって、'37.8.2陸軍経理学校校長に就任。
'39.8.1中支派遣軍経理部長、同.9.12支那派遣軍経理部長、同.10.2主計中将に昇進した。'40.4.29勲1等旭日大綬章受章。'41.12.1待命、同.12.28予備。正4位。享年79歳。
妻は玉子（S51.9.12歿 同墓）。子に工学者の大内淳義（同墓）がいる。
＜帝国陸軍将軍総覧など＞
＊墓石は和型「大内家奥津城」。右側に墓誌があり、大内球三郎には「陸軍主計中将 正四位 勲一等」と刻む。大内淳義には「従四位 勲二等 工学博士」と刻む。