歴史が眠る多磨霊園 |
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大崎安藝子 | |
おおさき あきこ | |
1897.5.15(明治30)〜 1934.6.19(昭和9) | |
大正・昭和期の詩人 | |
埋葬場所: 11区 2種 8側 19番〔白鳥〕 | |
宮城県遠田郡涌谷町出身。本名は白鳥秀子。旧姓は長谷。詩人の白鳥省吾(同墓)の前妻。藩主亘理家(伊達安藝の正系)の一門たる長谷孝次郎の三女として生まれる。 <妻の埋骨は郷里に於いて営むつもりで、新墓地も畧々決定してあったのであるが、東京の方が子女の墓参のためにもよかろうといふ説もあり、多磨墓地にきめようかといふことになって、林信一氏の案内で七月十二日に検分に出かけた。児玉花外氏も令弟の墓参を兼ねて一緒に行ってくれた。/中略/松林の近くに適当なところがあったので、そこにきめて工事を依頼して来た。乙種第十一区八側拾九番。/後略/> <『地上楽園』「白鳥秀子追悼号」(昭和九年十一月一日・大地舎発行)> 「雪は降る降る/多磨墓地に/あの母さんの墓のうへ/うつくしく。」 <『随筆・世間への觸角』に「男やもめの記」白鳥省吾> <白鳥省吾を研究する会「白鳥省吾物語 第二部 会報二十号」(四)、 *墓石前面「白鳥省吾家之墓」、裏面「昭和四十九年八月二十七日 白鳥園枝 白鳥東五 建之」。左側に墓誌があり戒名は丈彩院湧泉秀芳大姉。墓誌には本名の白鳥秀子と刻み、大崎安藝子の刻みはない。なお、娘の園枝は詩人で作詞家。 | |
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