大西雅雄
おおにし まさお
昭和・平成期の言語学者、音声学者、歌人
兵庫県出身。別名は大星雅光(おおぼし がこう)。東京外語大学卒業。エディンバラ大学音声学科卒業。
その後、日本女子高等学院教授、法政大学教授、駒沢大学教授、日本音声学会会長（後に名誉会長）、日本言語科学研究所長などを歴任。
1969(S44)日本アカデミヤ賞、'70紫綬褒章、'76勲三等瑞宝章受章。主な著書に『国語音声学教科書』、『日本基本漢字』、『音声表記法』、『育音響學』、『教育音声学』、『言語教授理論』、『放送ことばの研究』など多数ある。
大星雅光という名で歌人活動も行い、『秋晴れ』という私選詩歌集を出している。
また、平凡社の創業者の下中弥三郎(24-1-10-6)が没した翌年（'62）に選びまとめた『下中弥三郎遺歌選集』を下中弥三郎伝刊行会との共著で雅光名義で刊行している。享年97歳。
＜物故者事典など＞
＜森光俊様より情報提供＞
＊墓正面は「大西家之墓」。墓誌があり戒名は天堂院雅音声聞翁居士。