今岡信一良

　島根県出身。1906(M39)東大哲学科宗教学を卒業して、姉崎正治のもとで研究室副手となった。 中学時代にクリスチャンとなっていたが、'15(T4)ハーバード大に留学して神学を学んだ。帰国後、日大講師を経て、'25〜'73(T14〜S48)正則学院の校長を務めた。 この間、神道を研究するなど諸宗教を遍歴したのち、宗教の根本は同じという結論に達し、一宗一派に拘泥しない立場から、'48日本自由宗教連盟と東京帰一教会を設立。 「人生大学」という独特な主張をし、106歳の長寿を保った。

＜現代日本朝日人物事典211頁＞
＜五輪塔様より情報提供＞

＊米国人で日本の神道や王陽明思想を研究していた新聞記者のジョセフ・メーソン(9-1-20-14)の翻訳を多く手がけた。



＊誤認により埋葬地を多磨霊園と掲載しましたことで、ご遺族ご関係者様に大変ご迷惑をおかけいたしました。 なお、著名人をきっかけとして歴史を学ぶことをコンセプトとしておりますので、ご遺族様のご許可をいただいた上で、掲載文章をそのまま残すことにします。

ジョセフ・ヴォレン・ティーツ・メーソン