東京都新宿出身。父はタイムレコーダーの発明家の天野修一(同墓)。 1947(S22)京都帝国大学法学部卒業。’51立命館大学専任講師、'52助教授、'59教授、'66法学部長を経て、'78〜'84総長兼学長を務めた。 また、'89(H1)〜'94池坊学園理事長。日本法哲学会理事長も務めた。立命館大学名誉教授。 著書に「法思想史入門」「抵抗権の合法性」「大学の周辺」、訳書に「現代法哲学の基本問題」などがある。享年76歳。戒名は憲樹院釈和敬。 没後、妻の天野芳子の寄付により、立命館大学大学院法学研究科において優れた研究成果をなした者へ天野和夫賞が制定された。
<現代日本人名録 物故者編><森光俊様より情報提供>
*墓石前面「天野家」、裏面「1976年10月 天野修一 建之」と刻む。左側に墓誌が建つ。修一の戒名は金剛院殿修学徹心大居士。和夫の戒名は憲樹院釋和敬。
天野修一