鳥居龍雄 とりい たつお
1905.8.28(明治38)〜1927.1.30(昭和2)
父は人類学・考古学者の鳥居龍蔵、母も人類学者のきみ子。長男として生まれる。幼少期は龍蔵の母や妹に預けられ育った。
両親と同じく人類学への道に入り、1923(T12)パリのソルボンヌ大学および人類学院にて留学。
'26『Tumulus式古墳見物の記』の調査報告資料を紹介するなど活動していたが、翌'27(S3)パリにて客死。
同年4月に、同じくパリに留学していた妹の幸子が遺髪を持ち帰った。
没後、'30妹の鳥居幸子の編著(著者名は鳥居龍雄)で『白百合』が出版された。