自転車

 車の免許を取って乗るようになったら、近い所でも車で行くようになった。ガソリンも値上がりし、発進停止を繰り返していると燃費も悪い。また、ドライブをしていると市街地の近接した場所を何箇所か見て廻るとなると、車は駄目、歩くと時間がかかる。

そこで、20inの折りたたみ式自転車を買うことにした。サイクリングの専門店で買うと、重量は10kg以下だが、価格は15万円もする。町のDIY店では重量は11kg位だが価格は1万7千円である。もっと安いのは、1万円以下もあるが、さすがに重量がある。したがって、これを買って、近場には自転車で出かけて用事を済ますことにした。

 高校時代、毎日片道15kmの田舎道を通ったのに比べると楽ではあるが、日立の町は坂が多く、狭い道もあり、車も多い。
乗ってみると、自転車の乗り方のコツも忘れている。バランスの取り方、上り坂での力の入れ方など、20inの小径の車輪ではいささか違っている。夏は乗っている 時はまだ良いが、降りると急に暑くなり汗がドット出るのが欠点である。

                 

 先日も、水戸で黄門祭りと言う祭りがあり、駅まで自転車で出かけた。高校時代にそんな祭りがあった覚えがない。聞けば昭和36年から始めたという。水戸といえば黄門様と言うが、本当は隠居して住んだ太田の方がいいのでは??などと思ったりした。

特に伝統も無いのでやり方は自由と言うことらしい。小学校から高校までのマーチングバンドやチアガール、サンバのグループ、水戸ホーリーホックス(サッカー)の応援団、各商店街の山車などが行進し、最後に市長扮する水戸黄門、助さん、格さんのご一行と、招待された俳優が通った。

                

 ともかく、暑かった。終って帰り、駅の自転車置き場に行くと、中まで入れないで入り口においてある自転車が多い。女房いわく、今日は休みだから少ない方だとの事。

                 

丁度、小生の出る出口の真ん前の置いてある自転車が有ったので、親切に自転車置き場の一番奥まった目立たない所に運んでおいてあげた。