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各方面で評判の良かった回、反響の大きかった回が上位を占める順当な結果となった。

空耳アワード(クリス・ペプラー、BOSE、松田純、安齋)の第1位で空耳人気の根強さを思い知らされた格好。さすが空耳を見るためにタモリ倶楽部を見ている人がいるだけある。

その空耳に迫ったD.伊東家の食卓(デビ、パイレーツ、三村、パラダイス、大隈、なんきん、ゴメス)の健闘は見事。番組お得意のパロディーもので、いかにも番組向きの顔を取り揃えた点も評価されたか。

3位の二階堂姉妹との麻雀(タカ、杉J、BOOMER、デンジャラス)は放送当時大きな反響を呼んだ一本。現場の興奮は上半期中最高と言え、納得の順位。

4位相席恋愛術(バカルディ、羽賀、杉J、井筒、パラダイス)は杉J好きに受けたか。名言「カツラのモニターやってるんですよ」を生んだ。三者三様の口説きの面白さもあり、番組が生んだスペシャルユニット、杉J・井筒のふたりの共演も大きい。

空振り本反省(130R、賢崇、ゴメス、高橋洋二、杉J、安齋)は個人的上半期ベスト。顔触れだけで手を叩いて大喜びである。130Rのツッコミも絶妙。と、以上ここまでがトップ5だが、杉J率高すぎ。

ケツカセ連(キッド、P-chicks、ミスター高橋など)は「とてつもなくくだらないことをこれ以上ないくらい真剣にやる」企画の典型。深夜番組の王道路線。最初のカウントダウンが失敗したのも効いたか。

名曲殺しアゲイン(なぎら、クリスペプラー、YOU、健太)が思ったより伸びなかったが、やはり日本中を震撼させ、いまだ問い合わせが多い怪曲「また一人」に匹敵するインパクトを持つ曲がなかったことが原因か。

ヘルシーヌッキーズ(板尾、細野、ヌッキーズ)は御大・細野の大活躍とお世辞にも上手いとはいえないヘルシーヌッキーズの歌が効いたか。「あなたの鉄筋Rをつけて」に始まる歌詞もナイス。

顔ジャケプレイ(クリス・ペプラー、久住、みうら、MC BOO!!)は順位こそ高くはないが一部から非常に高い評価を受ける一本。レビューにも書いたが、空耳不調の今、ミニコーナーになる可能性も。

官能小説(キッド、みうら、三上大和ら)ははっきりいって「ええわぁ、イッてまうー」が全てではないかと。以上、トップ10である。案外とクリス・ペプラー率も高いのがよくわかる。

「ラブホテル考察」「正しい日本語」あたりの低迷を見ると、基本的に学術的なものが好まれていないような気がする。やはりくだらないものが求められているのだろうか。滅多に続編を作らない番組だからネタの選定はより難しくなろうが、空耳アワードに頼ることなく面白企画を今後もやってくれることを願う。

なお、周富輝が料理をする回は唯一票が入らなかった回。

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