| 98年4月27日 | 映画宣伝マン対抗 雑景フラッシュ“よく見て” 宣伝合戦 | |||||||||
| ゲスト：中村有志、堀部圭亮、プリンプリン、配給会社映画宣伝マン | ||||||||||
| 東京の桜は満開（収録時）。そこで花見をしながら一本、というところであるが、恒例の映画宣伝マン対抗宣伝合戦を一緒にやってしまおうという珍しい複合企画。例によってクイズ形式で宣伝の権利が与えられるが、今回は宣伝マンが肉体を酷使することはなく、これも最近では珍しい。問題は各社のGW一押しの映画のワンカットを見てそれがどの映画かあてるもの。挙手制でこたえるのだが、誰が最初に手を挙げたかという判定が多少あやしい。自社のものを当てると5秒、他社のものを当てると自社のものを10秒、間違うとその間違ってこたえた映画を5秒宣伝する。ちなみに他社の映画の宣伝中は出演者は双眼鏡で遠くのマンションの女性の着替え（もちろん仕組まれた着替え）を覗ける。途中宣伝マンだけでなく出演者も似たような企画にのせられ、まずは重の中を一瞬見て何が入っているか当てたらそれが食べられるという企画。次にしばらくたって行ったのはプリンプリン田中の口の中を一瞬見て何が入っているか当てたら冷たいビールが飲めるというもの。はっきりいって今回はかなりやばい。個人的にはまるで面白くありませんでした。花見にありがちな乱雑さがよく出ていたといえなくもないがそれは決して誉めことばではないだろうし。E。 空耳アワーの結果
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| 98年4月20日 | タモリ倶楽部 洋ピンスケベ度アップ作戦 俺の字幕でボッキボキ！！ | |||||||||
| ゲスト：ガダルカナル・タカ（進行）、ルー大柴、牧村僚、スティーブ・ソレイシィ（同時通訳） | ||||||||||
| 外国のピンク映画、通称洋ピンは、当然ながら英語なりその他の外国語で話が進むが、外国語がさっぱりの人にはカラミしかわからなくてその他は退屈というところがある。しかし絡みに流れるまでの会話の機微も味わい深く捨てがたい。そこで今回は字幕の入っていない新作洋ピンを使って、その中の台詞の一部を元のニュアンスを大事にしながら試訳する。計3つ。訳す台詞までの会話の流れは映像を見ながらスティーブが同時通訳。タモリ、牧村、ルーが訳すひとで、問題の台詞の直訳を参考にして訳をつくる。エロ系には一家言を持つタモリ、ポルノ小説家の牧村、見たまんまの知性のルーと、3人の個性が強く出た名訳が揃った。一応誰の訳を採用するか、という選考も行うが、採用が多かった人には賞品、というのはなくていつもと違った趣向で興味深い。最後に台詞ではなくよく使われる単語、表現の訳し方の新提案を行って終わる。久々の本格エロネタ。エロネタは個人的に大変好きで、詳細まで克明に書き記したいところだが、ネタがネタなので控えておく。ということで以降はわたしの所感。ある程度はエロ系にも強いと自負しているわたしだが、洋ピンは未だ見たことがないので、見ていれば面白さも倍加したかなと思う。映像にタイムコードが挿入されたままなのが裏モノっぽくて（単に編集前というだけだろうが）よかった。また、所感の上に偏見を重ねたような感想だが、タモリ倶楽部の面白さはやはりエロネタにあるなあ。B。 空耳アワーの結果
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| 98年4月13日 | 合コン大革命！？ヴィンテージギャグでせんだ光雄ゲーム | |||||||||
| ゲスト：浅草キッド、大原かおり、小俣雅子、With T | ||||||||||
| アコムの自動現金支払機、むじんくんのCMに採りあげられた（そのために作られた？）おかげで一躍脚光を浴びることになったせんだ光雄ゲーム。今回はそれにアレンジを加え、有名な芸人のビンテージギャグを使ってせんだ光雄ゲームを行う。まずは桂三枝の「いらっしゃ〜い」。誰かが間違えると間違えた人はゲテモノ食い系の罰ゲームをする。最初は玉袋（浅草キッド）が生卵を飲んだ。次のギャグは坂上二郎の「とびます、とびます」（罰ゲームは浅草キッドの水道橋によるブルーチーズ食い）。席替えを経て財津一郎の「キビシーッ！」（With
T健作のざざ虫の佃煮食い）、林家三平「どーも、すいません」（水道橋と健作のドリアンジュース飲み）を使う。二度目の席替えを行ってから青空球児・好児の「ゲロゲ〜ロ」（タモリのレモンまるかじり）。最後は大原が間違うまでやるという特別ルールのもと、由利徹の「おしゃまんべ」。最後の罰ゲームは2つで、腐乳を飲んだうえ銀紙を奥歯で噛む。最終結果として、一度も間違わなかった小俣とWith
T秀春にシーサー2体が贈られた。そのココロは沖縄の守り神なだけに「ナハ！ナハ！（那覇）」とのこと。特にどうということもないネタなのだが終始和やかな雰囲気で、感じはそんなに悪くなかった。C。 空耳アワーの結果
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| 98年4月6日 | “華麗なる”タモリ倶楽部 “愛の”第1回 “地獄の”映画タイトルフレーズクイズ | ||||||||||||
| ゲスト：板尾創路、蔵野孝洋、梶原しげる（進行）、井筒和幸、川勝正幸（解説）、森下雅美、森下里美 | |||||||||||||
| 日本で公開される洋画には、原題と違うニュアンスの邦題がつくことが多い。もちろん、そのタイトルが映画の内容とそぐわないということはないが、ありがちなフレーズがつけられることもままある。その結果、同じことばから始まる映画がたくさん出てくることになる。そこに目をつけた今回は「地獄の」から始まる映画タイトルを当てるクイズ。タモリ、井筒、130R（ふたりでひとつ）が解答者。川勝が解説をするのだが勉強不足のうえ解説文を読むだけなので解答者陣から酷評される。普段のクイズとは多少趣向が違い、タイトルを思いついたら挙手のうえ発言するという形式。そのタイトルがあるかどうかは「正解ガール」（なんじゃそりゃ）の森下姉妹が教えてくれて、あれば「いや〜ん、なんでわかったのぉ？」といい、なければ「いや〜ん、あるわけないだろぉ」という。解答者がこたえてから正解かどうか明らかになるまでのプロセスがクイズ100人に聞きましたのパクリ。だるい。次々に「地獄の」から始まる映画が明らかになる中、チャック・ノリスという俳優が実に多く主演していることがわかる。最後にはタモリが優勝するのだが、オンエアでは大差なしにみえる。彼にはビデオにちなんで豪華ビデをプレゼント。随所に進行の乱れが目立つ凡作。D。 空耳アワーの結果
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| 98年4月1日 | 全米パツキン “トレカ” 悩殺コンテスト | ||||||||||||
| ゲスト：佐竹雅昭、ダンカン、山田五郎、ウォード・E・セクストン（解説）、アメリカ人審査員6名 | |||||||||||||
| トレーディングカード、通称トレカは現在非常に人気が高い。様々なジャンルがあるトレカだが、その中には水着のセクシーねーちゃんものもある。今回はそれを使って悩ましいショットを各人が選びノミネート、ノミネート作を鑑賞しながら大賞を決定する。タモリ、山田、ダンカン、佐竹が1枚ずつ、ファンタジービューティー（向こうの国の男性が好みそうな美人）、ナイトメアビューティー（向こうの国のマニアの男性が好みそうな不美人）の各部門にノミネート作を出してゆく。妙なテンションのアメリカ人の審査員6名がいちいち派手な反応をするので面白い。途中彼らが手本となってほめことばやわるぐちのスラング講座も開講され、タモリ以下が実際にジェスチャーを交えながらしゃべってみる。結局大賞は両部門とも佐竹の推薦作。推薦者の佐竹にはファンタジービューティーの賞品としてアメリカンサイズのコーンフレークの詰め合せ、ナイトメアビューティーの賞品として「思いきりアメリカン」という曲を収録した杏里のCDが贈られた。また、番組の最後で関西では次回より月曜深夜に放送枠が移るとのテロップが流れる。まあ、凡作の部類。D。 空耳アワーの結果 2本目、ネタとまるで関係ないところで松尾貴史が特別出演。たまたまロケ中に通りかかったせいで出たらしい。また、彼の奥さんが安斎のことを「ミミナリスト」と呼んでいることが判明。
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| 98年3月25日 | タモリ倶楽部 風俗戦争地区大会 新宿VS池袋 | ||||||||||||
| ゲスト：極楽とんぼ（進行）、北野誠、杉作J太郎、風俗店店長ら6名、風俗嬢6名 | |||||||||||||
| たまにある風俗ネタ。東京において風俗街といえば新宿なのか池袋なのか、それを決定しようという企画。極楽とんぼの山本が新宿側、加藤が池袋側の進行となり、新宿の店対池袋の店の1対1で各店のオリジナルサービス、オリジナルプレイを店長らに紹介してもらう。サービスやプレイ内容の紹介の次には、店の女の子も登場し、そこまで見たうえで審査員のタモリ、北野、杉作が行きたい店の札を上げ、多数決により1回戦ごとの勝者を決める。計3回戦。内容はさして過激なものではなかったが一応店の詳しい記述は避けておこう。1回戦は3対0で池袋、2回戦は逆に新宿が3対0で勝利。勝者が決まる3回戦は2対1で池袋が勝ち、結局池袋が勝利する。この展開はものすごくありきたりだがまあよいか。風俗ネタにしては対したことのない内容。番組とは関係ない勝手な感慨だが、出てきた風俗嬢のほとんどはわたしの年下。同世代やそれ以下でもこういう業界で働く子が出てきてしまっているんだよなあ。D。 空耳アワーの結果
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| 98年3月18日 | おあいそチキンレース 堂々完結 遥かなる天ぷらの世界 | ||||||||||||
| ゲスト：山田まりや、柴田理恵、辻義就（実況）、堀井憲一郎（解説）、石塚英彦 | |||||||||||||
| かつて寿司屋で行ったチキンレースの天婦羅版。タモリ・山田チーム、柴田、石塚チームで争う。ルールの大筋は変わっていないので詳しいルールは寿司屋の方をご覧ください。前回との主な相違点は、ひとりの出資が20,000円で酒代が10,000円であること、特殊な食材を除いて単価×2で金額計算をしていくこと、最終金額がオーバーしたらオーバー分が更に没収されること、予想金額が正解の2倍以上、もしくは2分の1以下なら天ぷらは辻と堀井が食べること、ピタリ賞がないことなど。熾烈な争いの結果、石塚・柴田チームが27,900円と、27,500円のタモリ・山田チームを僅差でかわし勝利した。タモリはチキンレース連敗。個人的には昔から山田まりやは勘弁してくれ、ってところであったが、意外と普通で、普段もこんな感じならまあ悪くはないのにねえという印象を持つ。C。 空耳アワーの結果 2つ目は清水圭からの投書。3つ目では僅か数カットのために中野浩一が出演。
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| 98年3月11日 | タモリ倶楽部 賞状人間ランキング | ||||||||||||
| ゲスト：なぎら健壱、橋本志穂（ランキングの司会）、梅垣義明、なべやかん、ビビる、電撃ネットワーク、スタッフ多数 | |||||||||||||
| だれしも賞状の一枚や二枚持っているもの。それを持っていない人には人間としての価値がない、というかなり無理のある理論のもと行われた企画。各人の持っている賞状を見てその功績の素晴らしさによりランキングを決定する。企画の前にネタ振りがあって、賞状を一枚も持っていないというタモリがいかに珍しい存在であるかということを確認するために界隈の店をなぎらと2人で訪ねて賞状を見せてもらうのだが、この前振りがやけに長くてだれた。ランキングはタモリが司会をしていた頃のボキャブラ天国のように個人の主観がかなり入ったもの。そこで見せられる賞状は第1回全国書道展覧会銅賞、芦屋女子ハーフマラソン2年連続優勝などであるが、その中には国際ボランティア貯金協力証のようにおおよそ賞状とは思えないものもある。賞状を持っていないタモリは自動的に下位となり、他に持っていない人が現れなかったため珍しく最下位になった。一位は火事を発見して迅速に消防署に連絡し、来るまでたまたまネタのために持っていた消火器で火を消していたため感謝状をもらった電撃ネットワークが獲得。最後に賞状をもらったことのないタモリのために番組からタモリ倶楽部勤続15年賞が与えられた。何回もすねるタモリが妙に人間くさい。しかし最後まで爆発的な笑いはなかった。D。 空耳アワーの結果 安斎は「三振王」の賞状をもらったことがあるとのこと。ジャンパーはカンフル剤的役割も兼ねて出た。本来ジャンパーももったいものではないらしいがつい出し渋ってしまうらしい。
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| 98年3月4日 | 文化人が芸能界で成功する方法 | ||||||||||||
| ゲスト：雪野智世、ひさうちみちお、杉作J太郎、横森理香、蛭子能収（講師） | |||||||||||||
| カルチャーセンターは昔から根強い人気を誇っているが最近のテーマはややマンネリ気味。そういう時にあって麻布アカデミーでは「文化人が芸能界で成功する方法」という一風変わった講義が行われるとのことで、それを受講してみようというもの。その講師がなんとあの蛭子さんであって、彼の経験を基に講義は展開される。後に明らかになったが今回は彼の持ち込み企画らしい。タモリも含めたほかの5人が受講者。もっとも、タモリと雪野は文化人とは違うけれど。序論として、何をもって成功とするかという定義付けから始まり、全五章の講義が行われる。第一章が出演依頼が来た時、第二章がテレビ局に入ってから、第三章が本番前、第四章が本番中（O.A.）、最終章が収録が終ってと、番組出演の流れに沿っている。各章でポイントを3つ挙げたわかりやすい講義だが、実は矛盾だらけだったりするので大ウケ。また、なんと横森に台詞がない。そうではあるが蛭子の天然、面白さを存分に味わえる企画。内容が内容だけに一般人にはさして意味のない企画ではあるうえ、どれだけの真実が含まれた講義かはわからないが…。保存版。A。 空耳アワーの結果 やはりというかなんというか、My勝負パンツが消えた。その代わり、久々のネタ3本。
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